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南シナ海で貨物船「Devon Bay」沈没、2名死亡、4名行方不明

南シナ海で貨物船「Devon Bay」沈没、2名死亡、4名行方不明
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南シナ海で貨物船「Devon Bay」沈没、2名死亡、4名行方不明

南シナ海でばら積み貨物船「Devon Bay」の沈没事故が発生。

ばら積み貨物船「Devon Bay」は、川崎汽船が100%出資するシンガポールの現地法人“K” Line Pte Ltdが所有している。川崎汽船が2026年1月23日に発表した第1報によると、「Devon Bay」は積み地であるフィリピンのミンダナオ島西部に位置するサンボアンガ(Zamboanga)港から揚げ地である中国の広東省にある陽江(Yangjiang)港へ向けて南シナ海航行中に遭難信号を発信。第1報発表時点で、フィリピン沿岸警備隊および中国海警局、川崎汽船のグループ船を含む周辺海域を航行していた船舶による捜索・救助活動が実施されているという。

事故当時、ばら積み貨物船「Devon Bay」には乗組員21名が乗船していた。17名が救助されたものの、そのうち2名の死亡を確認。残る4名の乗組員は行方不明となっており、引き続き捜索活動が続けられている。

中国海警局の発表情報

中国海警局の発表情報によると、2026年1月23日01時34分に海南省三沙市海上捜索救助センターからスカボロー礁(Bajo de Masinloc)の北西55海里沖で外国貨物船が転覆し、フィリピン人乗組員21名が乗船しているとの報告を受けて中国海警局の巡視船「東沙」と「三門」を現場に派遣。捜索救助活動をおこない、23日18時の時点で17名を救助。そうち15名は容体が安定しており、2名は死亡。残る4名は行方不明となっている。

1月24日の発表情報で、行方不明者4名の捜索救助活動はフィリピン沿岸警備隊と共同でおこなっていることを明らかにした。フィリピンと中国の双方が主権を主張しているスカボロー礁近くで起きた事故ですが、人命を優先する両国の行動は称賛に値する。行方不明者の方が一刻も早く救助されることを祈るばかり。

ばら積み貨物船「Devon Bay」

ばら積み貨物船「Devon Bay」
出典:Marinetraffic | Frank Findler
日本海事協会(ClassNK)に登録されているばら積み貨物船「Devon Bay」のRegister of Ship
  • Owner(船主):”K” LINE PTE LTD
  • Manager(運航会社):”K” Line RoRo Bulk Ship Management Co., Ltd.
  • Shipbuilder(建造):MITSUI ENGINEERING & SHIPBUILDING CO., LTD. TAMANO WORKS
船名Devon Bay
総トン数31,756トン
載貨重量トン数56,095トン
長さ189.99m
32.25m
深さ18.10m
船籍シンガポール
建造年2013年7月

【動画】救助活動の様子

救助活動自体は素晴らしいことだと思うんですが、海面上にいる要救助者を乾舷の大きい船舶の甲板からロープで引き揚げるという方法は改善したほうが良さそう。引き揚げられる人が非常に苦しそうなので見てるこちらも苦しい。

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