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ケーブル敷設ができるSOVという多機能運用保守船「丰华23」竣工

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ケーブル敷設ができるSOVという多機能運用保守船「丰华23」竣工

2024年6月13日、中国の福建省 福州市にある福建省馬尾造船で建造していた福建海电运维科技(Fujian Offshore Wind Operation and Maintenance Technology)向けの多機能運用保守船「丰华23」(Feng Hua 23)が完成し、引き渡しがおこなわれました(建造番号:MW913-1)。同船は、2023年5月に建造を開始していたので、建造期間13ヶ月。

洋上風力発電所の運用保守をおこなうSOV(Service Operation Vessel)としての機能に加えて、船尾甲板にケーブル敷設設備を備えた多機能運用保守船。

全長94.9m、幅22.8m、深さ9mの船体には、洋上風力タービンのプラットフォーム上へメンテナンス技術者などが移動する時に使用するアクセスブリッジやナックルブームのクレーンを設置しており、中国船級社の登録情報によると、搭載クレーンは50トン吊りと5トン吊りが各1基。設計速力12ノット以上の自航式で、船尾にはアジマススラスター2基、船首にはトンネルスラスター2基を備えDP-2のDPS(自動船位保持装置)を搭載。船内には60人分の宿泊設備があり、SOV船としての機能も充実しているので、ケーブル敷設設備と合わせると、まさに多機能運用保守船と言える。

船名丰华23
長さ98.9m
22.8m
深さ9.0m
速力12.5ノット
DPSDP-2
宿泊設備60人
多機能運用保守船「丰华23」
出典:龙de船人
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