積載容量12,000トン、ケーブル敷設船「海峰7001」建造開始


2026年5月29日、上海振華重工集団(ZPMC)が中交海峰風電発展(CCCC HAIFENG WIND POWER DEVELOPMENT)向けとなるケーブル敷設船「海峰7001」(Hai Feng 7001)の建造を開始しました。
大容量ケーブル積載能力、優れた耐航性、環境に優しく低炭素な運用、インテリジェントな運用、同時に2本のケーブル敷設といった特長を備えている。
竣工時期は明らかにされていませんが、完成後は主に洋上風力発電プロジェクトおよび石油・ガス田向けの海底ケーブルの敷設・保守に従事し、複雑な深海域における中国の海底ケーブル敷設能力を強化。中国の国家洋上風力発電産業の発展を促進し、ハイエンド海洋工学機器の国産化を推進する上で重要な取り組みと位置付けられており、深海海底ケーブル敷設におけるハイエンド機器の不足を解消し、中国、東南アジア、中東における主要な洋上風力発電設備の建設で活躍が期待されている。
ケーブル積載容量12,000トン
ケーブル敷設船「海峰7001」は、シリーズ船である海峰7000の1番船。船体寸法は長さ131.75m、幅38m、深さ9.6m。100人分の宿泊設備を備え、航続距離5,000海里(9,260km)、60日間の航行が可能。積載容量12,000トンのターンテーブルとインテリジェントケーブル敷設操作システムが搭載されており、最大作業水深は200m。
埋設深度最大5mの埋設プラウ、水深200mまで対応可能なROVを搭載
DP2のDPS(Dynamic Positioning System:自動船位保持装置)と4点アンカー係留設備のデュアル操作モードにより、高波浪、強い海流、複雑な航路条件などの厳しい環境に対応。埋設深度最大5mの高性能曳航式埋設プラウと水深200mまで対応可能な自走式ROVを使用して高精度なケーブル埋設や各種精密水中作業が可能。1回の航海で100kmを超える連続ACケーブルおよびフレキシブルケーブルの敷設により、ケーブルジョイントや洋上作業に必要なリソースを効果的に削減し、工事期間のリスク低減とプロジェクトサイクルの大幅短縮を実現。
2つのグリーン認証
ケーブル敷設船「海峰7001」は、中国船級社(China Classification Society)のG-ECOおよびG-EPの2つのグリーンシップ認証を取得。
排気ガスの脱硫・脱硝、バラスト水処理、海洋汚染防止、固形廃棄物・廃水管理といった分野において、中国の先進的な環境保護基準を包括的に満たしている。デッキ上にはボックス型バッテリーインターフェースが備えられており、運転状況に応じて燃料消費量を動的に最適化するインテリジェント電力管理システムによる二酸化炭素排出量の大幅削減と省エネルギーを実現。
高精度自動施工を可能にするインテリジェント制御
ケーブル敷設船「海峰7001」はインテリジェント衝突回避、航路最適化、動的速度制御機能を備えたCCS i-SHIP(N)インテリジェント航行システムを搭載。
建設末端には統合型インテリジェントケーブル敷設操作システムを搭載し、敷設と推進の統合操作、3次元可視化監視、海底ケーブル張力の自動制御、曲げ半径のリアルタイム保護、埋設プラウ姿勢の連動調整を実現。地形や水深に自動適応し、海底ケーブルを効果的に保護するとともに、施工精度を向上させる。このインテリジェント運用システムは、中国国内でトップレベルに達しているという。
ケーブル敷設船「海峰7001」

| 船名 | 海峰7001 Hai Feng 7001 |
| ケーブル積載容量 | 12,000トン |
| 長さ | 131.75m |
| 幅 | 38m |
| 深さ | 9.6m |
| 宿泊設備 | 100人 |
| 航続距離 | 5,000海里 (9,260km) |
| 最大作業水深 | 200m |
| DPS | DP2 |