サイトアイコン Crane1000

上海サルベージ向けとなる新型深海潜水支援船の建造開始

上海サルベージ向けとなる新型深海潜水支援船の建造開始
スポンサーリンク

上海サルベージ向けとなる新型深海潜水支援船の建造開始

2026年8月28日、中国船舶集団(CSSC)傘下の広船国際(Guangzhou Shipyard International)で上海サルベージ(COES、China Ocean Engineering Solutions)向けとなる深海潜水支援船の建造が開始されました。

建造を開始した深海潜水支援船は、アジマス電気推進システムとDP-3のDPS(自動船位保持装置)を搭載した海洋エンジニアリング船。大型深海構造物の重量物吊り上げ・海底据付、飽和潜水および空気潜水作業の支援、ROV(遠隔操作無人探査機)の運用支援、さらには海洋施設からの人員緊急救助や避難といった任務を遂行できるよう設計されている。このたびの建造開始は、中国における深海での緊急救助能力の向上に向けた重要な一歩であり、海洋強国の建設に向けた協力体制を示す好例と言えると報じられています。

建造をおこなう広船国際は、長年にわたって半潜水式船舶や極地航行船といった特殊用途船舶の建造を専門としている。2025年9月にはAllseasと半潜水式重量物運搬船「Grand Tour」の建造契約を締結しており、こちらも現在建造中。

スポンサーリンク

2025年12月に建造契約締結

出典:上海打捞局

2025年12月9日、上海サルベージは広船国際との間で深海潜水支援船とともにDWT65,000トン級半潜水式運搬船の建造契約を締結している。

2隻はそれぞれの船種で世界最高水準の規格に適合しており、海上での緊急救助、大型難破船の引き揚げ・輸送、深海での飽和潜水作業をおこなう能力を有している。さらに、大型モジュールのフロートオーバーによる据付、外洋での重量物輸送、水深3,000mの超深海における吊り上げ・据付、深海でのケーブルおよびパイプライン敷設といった作業も可能だという。

モバイルバージョンを終了