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DFO初のSOV「Orient Inspirer」引き渡し、Vestasへ12年間の長期傭船

DFO初のSOV「Orient Inspirer」引き渡し、Vestasへ12年間の長期傭船
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DFO初のSOV「Orient Inspirer」引き渡し、Vestasへ12年間の長期傭船

2026年9月16日、ベトナムにあるVard Vung Tauで台湾に拠点を置くDong Fang Offshore(DFO、東方風能科技)向けに建造されたSOV「Orient Inspirer」(東方先進)の引き渡し式がおこなわれました。DFOにとって初のSOVで、予定より2ヵ月前倒しで引き渡しがおこなわれたそうです。

SOV建造について、DFOはVardとの間で2024年5月に2隻、2025年5月に1隻、合わせて3隻の建造契約を締結しており、残る2隻は2027年と2028年に引き渡しがおこなわれる予定。3隻すべての船体設計は、DFOとVardが共同開発した「VARD 4 39」を採用。

SOV「Orient Inspirer」の船体寸法は、長さ102.5m、幅19.5m、深さ7.4m。90室の船室に120名が宿泊可能で、全電動式の動作補償ギャングウェイ、7トン吊りの3D動作補償クレーン、DP2の自動船位保持装置(DPS)、1,240kWhのバッテリー・ハイブリッド動力システム、アクティブ・ロール・スタビライゼーション(能動的横揺れ低減)機能を備えたVoith製の電動推進システムを搭載。船体の長さ、船首形状、推進システムの構成は、台湾海峡特有の長周期のうねりや強い潮流の中での作業性を最大化できるよう選定。

引き渡しがおこなわれたSOV「Orient Inspirer」は、9月末までにベトナムから台湾への移動を完了し、現在のリベリア船籍から台湾船籍への変更予定。そして、11月1日からVestasとの12年間の長期用船契約に基づき、彰化県沖の「Changfang Xidao(長芳・西島)」および「Zhong Neng(中能)」洋上風力発電所の運用・保守業務に従事するという。

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Vardへの新造船発注を取締役会で承認

DFOはSOV「Orient Inspirer」の引き渡しを発表したプレスリリースの中で、Vardへの新造船発注が取締役会で承認されたことを明らかにしている。

現有の運航船隊はすでに既存事業にフル稼働で投入されることが想定されており、今回発注する新造船は、主に潜在的な国際事業の需要に対応し、将来のプロジェクトに必要な能力を早期確保することで、国際事業の受注・遂行能力を向上させることを目的としているという。

発注する船舶は、O&M(運用・保守)支援するSOVに近いタイプですが、国際プロジェクトの作業要件に合わせて、これまでのSOV3隻で採用していた「VARD 4 39」とは異なる設計を採用する予定。DFOは、事業ニーズやプロジェクトの特性に応じて船隊構成を計画し、全体的な配船やリソースの統合を通じて船隊規模の経済性をさらに強化するとともに、運営効率および国際プロジェクトにおけるサービス提供能力の向上を図るとしている。

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SOV「Orient Inspirer」(東方先進)

SOV「Orient Inspirer」(東方先進)
出典:Dong Fang Offshore
船名Orient Inspirer
東方先進
総トン数6,969トン
載貨重量トン数3,216トン
長さ102.5m
幅19.5m
深さ7.4m
甲板面積700m2
宿泊設備120人
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