EEWグループが韓国のEEW KHPCを拡張し、モノパイル生産能力を増強

2026年7月7日、EEW Groupは東南アジアにおける洋上風力向け基礎構造物の需要拡大に対応し、さらなる生産能力の増強を図るため、韓国の全羅南道光陽市にあるEEW KHPCの拡張を進めていることを発表。
EEW KHPCでは現在、最大で単体重量900トンの基礎構造物製造をおこなっていますが、拡張後の2027年後半からは最大で直径13m、単体重量2,500トン、長さ120mのモノパイルをはじめ、ピンパイル、ジャケット用部品の製造が可能に。将来的には最大20万トンの鋼材をLSAW(Longitudinally Submerged Arc-Welded:長手方向のサブマージアーク溶接鋼管)と呼ばれる厚鋼板を丸めて溶接する大径の溶接鋼管へ加工できるようになる。これにより、EEW KHPCの生産能力は現在の年間約6万トンから年間20万トン超へと拡大。EEW Groupは将来の大規模洋上風力プロジェクトのサプライヤーとして地位を固めるという。
EEW KHPCのManaging DirectorsであるDeok-Han Kim氏とKwan-Gyu Tak氏はEEW KHPCの拡張について、東南アジアにおける洋上風力発電産業の発展は今後数年間で急速に加速する予測であるとした上で、高まる市場の需要に先んじて対応するためのものだと述べています。
生産エリアを2倍以上に拡大

EEW KHPCの拡張に向けて、EEW Groupは既存工場のすぐ近くに追加の生産棟と隣接用地を取得。これにより、利用可能な生産エリアは2倍以上に拡大。さらに、港湾エリアの保管スペースも拡張されるため、生産能力の向上に合わせて、港への直接アクセスという立地上の利点を最大限に活用できるようになるという。
今回の拡張により、約200人の新たな雇用が創出され、地域の雇用機会を強化。EEW GroupはドイツのロストックにあるEEW SPCをはじめ、洋上風力発電用部品の製造において20年近い経験を有しており、今回の投資決定によって、洋上風力発電用基礎構造物の主要メーカーとしての地位をさらに強固なものにする。