フランスの浮体式洋上風力EFGLで送電網への発送電開始

2026年5月4日、Ocean Windsはフランスの浮体式洋上風力発電プロジェクト「Les Éoliennes Flottantes du Golfe de Lion」(EFGL)で発電開始とフランスの送電網へ初送電が開始されたことを発表しました。
Ocean Windsはプレスリリースで「EFGL」について、フランス初の浮体式洋上風力発電プロジェクトであり、Ocean Windsにとって浮体式洋上風力の運転開始はポルトガルの「Windfloat Atlantic」に続いて2件目だとした上で、世界の浮体式洋上風力発電業界にとって重要な節目となるものだと述べています。
浮体式洋上風力発電プロジェクト「EFGL」は、フランス南部の地中海に面したル・バルカレスから約16km沖合にVestas製の10MW風力タービン「V164-10.0 MW」を搭載した浮体式風力タービン3基を設置。半潜水型の浮体基礎はPrinciple Powerの「WindFloat」を採用。フランスのフォス=シュル=メール(Fos-sur-Mer)にあるEiffage Metalのヤードで浮体製作、進水後にポール=ラ=ヌーヴェル(Port-la Nouvelle)へ曳航し、浮体上に風力タービンを組み立てる作業を実施。年間約11万MWhのクリーンエネルギーを発電し、20年間にわたって約5万人に電力を供給する見込み。


浮体式洋上風力発電プロジェクトEFGLの概要

「EFGL」の概要
- 設置位置:フランス ル・バルカレス沖16kmの地中海
- 発電容量:30MW
- 風力タービン:Vestas V164-10.0 MW、3基
- 風車基礎:浮体式、半潜水型(WindFloat)
- 風車形状:ローター直径 164m、ブレード長さ 80m、ハブ高さ 104m、全高 186m
- 運転開始:2026年5月
浮体式洋上風力発電プロジェクトEFGLは、フランスのル・バルカレスから約16km沖合に出力10MWの浮体式風力タービン3基を設置するパイロットプロジェクト。