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パナマ運河の通航数およびトン数増加、年間総収益は約9,500億円

パナマ運河の通航数およびトン数増加、年間総収益は約9,500億円
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パナマ運河の通航数およびトン数増加、年間総収益は約9,500億円

出典:Panama Canal Authority

2026年10月21日、パナマ運河庁(Panama Canal Authority)は2025年10月から2026年9月までの2026年度において、船舶の通航数およびトン数の双方で増加を記録したと発表。

パナマ運河庁は、エルニーニョ現象の影響に適応しつつ、世界の海上貿易の需要に応える同運河の能力を裏付ける結果になったと述べています。フーシ派による脅威やペルシャ湾岸地域での紛争による混乱を受けて、スエズ運河や紅海を避けるルートを選択するようになったことやアジアからの強い需要が影響していると思われます。

2026年度のパナマ運河通航数は13,951隻となり、エネルギー関連の輸送部門およびコンテナ船の好調な実績が牽引する形で2025年度の13,404隻から547隻、4.1%増加。トン数は5億2,100万PC/UMS(Panama Canal Universal Measurement System:通航料計算に使用するパナマ運河独自の船舶トン数計測方式)トンに達し、前年度の4億8,920万PC/UMSトンから3,180万PC/UMSトン、6.5%増加。

ネオパナマックス閘門こうもんを通過した船舶のトン数は全体の52.2%を占め、同閘門経由のトン数は前年度比で8.2%増加。ネオパナマックス閘門を利用する大型船舶の割合が増加しているという。

今回の結果は、国際貿易フローの変化などに支えられ、需要が持続的に回復していることを示しており、乾季の期間においても最大喫水50フィート(15.24m)を維持し、利用顧客にとって良好な運航環境を提供したことも要因として挙げられている。

2026年度の総収益は66億バルボア(B/.:パナマの通貨)、日本円に換算すると約9,500億円(1バルボア=156円として換算)に達し、前年度比で16.6%増加。

パナマ運河があるパナマ共和国は北米と南米の両大陸をむすぶ接点にあり、気候は熱帯性気候で日本のような四季は無く、雨季と乾季に分かれている。12月半ばから4月までが乾季、5月から12月半ばまでが雨季。

予約枠の再開

節水対策が功を奏し、流域における最近の降雨量も平均的な水準に近づいていることから、パナマ運河庁は2026年10月21日にパナマックス閘門を利用する船舶を対象とした予約枠(Last-Minute Reservation service)を直ちに再開すると発表。

パナマ運河庁は、今後も水資源の状況や降雨量を注視し、状況に応じて必要な調整があれば速やかに周知していく方針。

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