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ドイツ沖のWindankerでモノパイル全21基設置完了

ドイツ沖のWindankerでモノパイル全21基設置完了
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ドイツ沖のWindankerでモノパイル全21基設置完了

2025年12月4日、Iberdrolaドイツ沖の「Windanker offshore wind farm」で全21基のモノパイルが完了したことを発表しました。

「Windanker offshore wind farm」ではSiemens Gamesaの15MW風力タービン21基を設置する計画で、総発電容量は315MW。2026年に運転開始が予定されている。

Iberdrola Deutschlandは、LinkedInの投稿でVan Oordの特殊杭打ち船「Svanen」によりおこなわれたモノパイル設置について、主なハイライトとして以下の3点を挙げています。

モノパイル設置における主なハイライト
  • バブルスクリーンのコンプレッサーに再生可能燃料を使用、排出量を最大86%削減
  • 高度な騒音低減技術により、設置時の騒音から海洋生物を保護
  • 最大長さ87m、最大級のモノパイル設置
「Svanen」によるモノパイル設置
出典:Iberdrola Deutschland

Van Oordが設置したモノパイルの中で最大規模

「Svanen」によるモノパイル設置
出典:Van Oord

Van Oordが自社ウェブサイトに掲載した情報によると、「Windanker offshore wind farm」で特殊杭打ち船「Svanen」が設置したモノパイルはこれまでにVan Oordが設置したモノパイルの中で最大規模だという。さらに、「Svanen」で実施した先行アップグレードによって施工が可能になったことを明らかにしています。

モノパイルは最大直径10m、長さ70.6~86.6m、最大重量2,145トン。

Van Oordはモノパイル設置の他にトランジションピースとアレイ間ケーブルに関しても施工をおこなう。トランジションピース21基の輸送と設置は2025年12月までに完了する予定。アレイ間ケーブルの敷設は2026年第1四半期に実施する予定。

Windanker offshore wind farm

「Windanker offshore wind farm」は、ドイツのリューゲン島沖に位置するバルト海でSiemens Gamesaの出力15MW風力タービン21基を設置する計画。総発電容量は315MW。2026年第4四半期に運転開始予定。

事業者は、Iberdrolaと日本の関西電力(KEPCO)。出資比率はIberdrola 51%、関西電力 49%。関西電力は、2024年12月に株式売買契約を締結してプロジェクトに参画。

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