ベトナムで建造しているTSSMのCSOV「TSS Challenger」進水


出典:Ta San Shang Marine
2026年7月28日、商船三井と台湾の大統海運(Ta Tong Marine)の合弁会社である大三商航運(TSSM、Ta San Shang Marine)は、ベトナムのHa Long Shipyardで建造しているCSOV「TSS Challenger」の進水式をおこないました。
TSSMにとって、2022年3月に竣工したアジア初の新造SOV「TSS PIONEER」、2026年5月に竣工したCSOV「TSS CRUISER」に続き3隻目となる。
CSOV「TSS Challenger」はDamenの「CSOV 9020」をベースに船体設計されており、船体寸法は長さ88m、幅19.7m。1,800kWのアジマススラスター4基を搭載し、DPS(自動船位保持装置)の階級はDPS-II。700kWhのバッテリーにより、DP-2モードでの運用時を含めて同時に稼働させるディーゼルエンジンの数を減らすことが可能。将来的に燃料をグリーンメタノールへ転換できるよう設計されており、船体の大規模な改造を伴わずに改修をおこなうことができるという。
CSOVの主要設備として、長さ30mのSMST製3D動作補償ギャングウェイがエレベーター一体型タワーに設置されており、船体の両舷で海面から15m~30mの高さに調整可能。甲板船尾の3D動作補償クレーンもSMST製で、動作補償機能使用を伴う中程度の海象条件で使用荷重10トン、静穏な港内では使用荷重20トン。90室の船室には最大120人を収容可能。
2027年初頭に引き渡しが予定されており、船級登録はDNVと台湾船級協会(CR Classification Society)で二重船級(dual Class)の予定。
CSOV「TSS Challenger」

出典:Ta San Shang Marine
| 船名 | TSS Challenger |
| 総トン数 | 6,700トン |
| 長さ | 88m |
| 幅 | 19.7m |
| 船籍 | 台湾 |
