世界最強のトレンチャー「NKT T-3600」間もなく完成




電力ケーブル製造・敷設企業であるデンマークのNKTは、世界で最も強力な海底ケーブル用トレンチャーの一つである「NKT T-3600」が最終組み立ての段階にあり、まもなく最初の試験フェーズに入ると発表しました。
NKTは、2025年6月にトレンチャー「NKT T-3600」の本体およびLARS(launch and recovery system:投入・回収システム)の設計・製造について、英国の機器サプライヤーであるOsbitと契約締結。そして、2025年7月にHelix Energy Solutions Groupのロボティクス部門であるHelix Robotics Solutionsとトレンチャー「NKT T-3600」を搭載した支援船による敷設作業、洋上オペレーション、プロジェクト・エンジニアリング、および保守業務について、4年間で800日間の船舶運航を含む契約を締結。
ケーブルを最大5.5mの深さに埋設
トレンチャー「NKT T-3600」は3,600馬力の出力を誇り、ウォータージェットとカッティング(切削)という2種類の埋設ツールを備えており、幅広い土質条件に対応。高圧電力ケーブルを最大で海底下5.5mの深さに埋設できるよう設計されている。
このケーブル埋設能力により、ヨーロッパの重要な電力インフラの保護が強化され、偶発的な損傷や破壊工作などの脅威からエネルギー供給を守るという高まるニーズに対応。英国で設計・製造されるトレンチャー「NKT T-3600」は、安全かつ効率的な運用を可能にするOsbit独自のLARS(投入・回収システム)と共に納入され、2027年までに商業運用が開始される予定。