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カナダで座礁したコンテナ船「MSC Baltic III」の撤去作業

カナダで座礁したコンテナ船「MSC Baltic III」の撤去作業
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カナダで座礁したコンテナ船「MSC Baltic III」の撤去作業

2026年10月16日、カナダ沿岸警備隊(Canadian Coast Guard)はコンテナ船「MSC Baltic III」に関する情報を更新し、船体重量の約68%にあたる総重量7,445トンを撤去したと発表しました。

第47報として10月16日に更新された情報によると、コンテナ船「MSC Baltic III」の撤去について契約しているResolve Marineは前回の更新(第46報:10月9日発表)以降、船体の引き揚げに向けて船首および中央部を33m陸側へ引き寄せ、合計170m移動。船尾部については、53m陸側へ引き寄せて合計78m移動させた。

2026年10月16日の更新情報で公開された画像
出典:Canadian Coast Guard

第47報で発表された情報では他にも、コンテナ船「MSC Baltic III」が座礁しているCedar Coveにおいて油膜を確認し、この影響によって沿岸部では植物や漂流物が油で汚染されたほか、新たなタール状の付着物、タールボール、油の染みなどが確認されたことを明らかにしている。また、死因や流出している油との因果関係は現時点で特定されていませんが、Cedar Cove付近で3羽の鳥の死骸が回収されたという。

カナダ沿岸警備隊は、安全を確保した上で沿岸部の監視を毎日継続しており、タールボールや油で汚染された漂流物などは発見され次第、清掃・撤去を実施。しかし、コンテナ船「MSC Baltic III」の船内には残留燃料が残っているため、海況が荒れた後には油膜が発生することがあることから、海洋環境への汚染リスクをさらに低減させるため、安全に作業可能な箇所において、残留燃料を取り除くためのタンク清掃作業を継続している。

コンテナ船「MSC Baltic III」がカナダのニューファンドランド島沿岸に座礁したのは2025年2月。事故当時、船に乗船してた20人は、ヘリコプターで救助され、全員無事。

2026年9月9日に船首の大部分を撤去

2026年9月9日、船首の大部分を撤去する作業を実施。

2026年9月27日時点の様子
出典:Canadian Coast Guard

2026年1月時点

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