フィリピン沖で起きたフェリー「JUNE ASTER」火災、死者76名に
2026年9月12日、フィリピン沿岸警備隊(PCG:Philippine Coast Guard)はフェリー「JUNE ASTER」で発生した火災による被害状況について、新たに犠牲者の遺体41体が収容され、確認された死者数は76名となったことを発表した。
乗船者名簿によると、火災発生時のフェリー「JUNE ASTER」に乗船していた人数は、乗客117人、乗組員17人の合わせて134名ですが、2名は乗船していないことが報告されているという。実際の乗船人数とされる132名のうち、救助された生存者43名、死者76名、依然として13名は安否不明。フィリピン沿岸警備隊は、遺体の収容および身元確認作業の継続に伴い、これらの数字は今後変動する可能性があるとしている。
2026年9月9日18時45分ごろに火災発生

フェリー「JUNE ASTER」で火災が発生したのは、2026年9月9日18時45分ごろ(フィリピン時間:UTC+8)。
9月8日20時20分ごろ(フィリピン時間)、フェリー「JUNE ASTER」はルソン島にあるフィリピンの首都マニラのフェリーターミナルを出港し、およそ360km(約194海里)離れたブスアンガ島のコロンへ向かって航行を開始。
AISで確認できる最終更新位置は、火災発生の約20分前にあたる9月9日18時24分(フィリピン時間)に受信しており、ブスアンガ島の東を速力9.1ノットで南進。9.1ノットの速力で20分航行した時に進む距離は、9.1ノット×1.852km×20/60 ≒ 6km。↑上の地図の黄丸あたりで火災が発生したと推測できます。

出典:Marinetraffic
フィリピン沿岸警備隊は、火災発生から約40時間後の2026年9月11日10時15分にパラワン州コロン近海でフェリー「JUNE ASTER」の火災鎮火を宣言し、船上での捜索活動を開始。
生存者への聞き取りなどから、火災は貨物室で発生した可能性が高いという情報も報じられていますが、現段階で出火原因は不明。貨物の過積載や乗組員の緊急対応手順などを含めた事故調査が進められている。


フェリー「JUNE ASTER」火災に関するSNS投稿
Isang pampasaherong barko na MV June Aster ng Atienza Interisland Shipping Lines ang nasunog 1.2 nautical miles ang layo sa Barangay Marcilla, Coron, Palawan.
— ABS-CBN News (@ABSCBNNews) September 9, 2026
Ayon sa Coast Guard District Palawan, as of 9 p.m. ay 28 na ang nasagip mula sa 117 pasahero at 17 crew.
Galing ng… pic.twitter.com/GZ20kSGJ5m
PANOORIN: Kuha ng PCG sa nasunog na MV June Aster sa Coron, Palawan gabi nitong September 9, 2026.
— ABS-CBN News (@ABSCBNNews) September 10, 2026
Sabi ni PCG Spox Cmdr. Noemie Cayabyab, 5 ang nasawi, 42 ang nakaligtas at 87 pa ang pinaghahanap.
Nagpapatuloy ang search & rescue ng awtoridad. | via @JohnsonManabat
(📹:… pic.twitter.com/dyqsrNyFsX