全長200m、Allseasの輸送台船「Braveheart」引渡


2026年1月31日、中国の岱山長宏船舶修理でAllseas向けに建造していた輸送台船「Braveheart」の引き渡しがおこなわれました。
輸送台船「Braveheart」の船体寸法は長さ200m、幅57m、深さ15m、運用喫水は2.5m~14.5m。載貨重量トン数は88,879トンで6万トンを超える大型海洋機器の輸送が可能。超重量物の輸送が想定されているため、局所で最大甲板強度110トン/m2となっている。
輸送台船「Braveheart」の建造タイムライン
- 2023年9月建造契約締結
- 2024年7月鋼材切断式(Steel Cutting Ceremony)
- 2025年4月キール敷設式(Keel Laying Ceremony)
- 12月進水(Launching)
- 2026年1月引き渡し(Delivery)
「Pioneering Spirit」との連携

出典:Allseas
「Braveheart」は現在運用されている輸送台船「Iron Lady」とほぼ同じ船体寸法となっている。特に船体の幅を57mにしている理由は「Pioneering Spirit」との連携が想定されているため。
「Pioneering Spirit」の船首側には、トップサイドリフトシステム(揚重容量48,000トン)が搭載されており、幅59m、奥行き122mのスロットと呼ばれる開口が設けられている。「Braveheart」と「Iron Lady」は、このスロットに収まる船体幅で設計。
「Pioneering Spirit」の連携で言うと、Allseasが中国船舶集団(CSSC)傘下の広船国際(Guangzhou Shipyard International)と建造契約を締結し、2028年第1四半期に引き渡し予定の半潜水式重量物運搬船「Grand Tour」も船体幅57m。
関連 Allseasが広船国際と半潜水式運搬船の建造契約締結
輸送台船「Braveheart」

出典:Allseas
| 船名 | Braveheart |
| 載貨重量トン数 | 88,879トン |
| 長さ | 200m |
| 幅 | 57m |
| 深さ | 15m |
| 喫水 | 2.5 ~ 14.5m |
| 甲板強度 | 110トン/m2(局所) |
| 建造年 | 2026年1月 |