韓国のLS Marine Solution向けケーブル敷設船「InterOcean」起工式

2026年8月31日、トルコのTersan Shipyardは韓国のLS Marine Solution向けに建造しているケーブル敷設船(cable-laying vessel)「InterOcean」の起工式をおこなったと発表しました。
Tersan ShipyardはLinkedInの投稿で、この重要な節目となる起工式はプロジェクトが正式に建造段階へと移行したことを示すとともに、両社の強固なパートナーシップを強調し、業界における同船の革新的な役割を浮き彫りにするものだと述べています。
投稿に掲載している起工式の画像には、これまで公表されていなかったケーブル敷設船の船名が「InterOcean」であることを明らかにしている。
画像に記載されている説明
Tersan Shipyard and LS Marine Solution Celebrated Keel Laying of NB1139, the Next‑Generation Cable Laying Vessel to be Named InterOcean
(Tersan ShipyardとLS Marine Solutionは、InterOceanと命名予定の次世代ケーブル敷設船NB1139の起工式を祝った)
出典:LinkedIn | Tersan Shipyard(https://www.linkedin.com/feed/update/urn:li:activity:7500160705086787585/)
韓国最大のケーブル敷設船「InterOcean」

| 船名 | InterOcean |
| ケーブル積載容量 | 13,000トン |
| 長さ | 148.4m |
| 幅 | 31m |
| 宿泊設備 | 最大100名 |
建造を開始したケーブル敷設船の船体設計はノルウェーのSalt Ship Designによるもので、全長148.4m、幅31m、最大100名の乗組員を収容可能。そして、ケーブル積載容量は13,000トンで完成すると韓国最大のケーブル敷設船になるという。
LS Marine SolutionとTersan Shipyardとの建造契約は2025年6月に締結され、約1年間の設計と建造準備を経て、2026年7月に鉄鋼切断式(Steel Cutting Ceremony)をおこない建造開始。2028年上半期に引き渡し予定。
HVDCケーブルと光ファイバーケーブルを同時に敷設

ケーブル敷設船「InterOcean」の特長のひとつとして、HVDC(High Voltage Direct Current:高圧直流送電)ケーブルと光ファイバーケーブルを同時に敷設することができるという。
LS Cable & Systemの発表情報によると、ケーブル敷設船建造は2024年に設立した米国に拠点を置く海底ケーブル製造子会社「LS GreenLink」がバージニア州で建設中のケーブル製造施設と連動している。2028年に商業生産開始を予定しているケーブル製造施設と施工をおこなうケーブル敷設船を組み合わせることで、LS Cable & Systemは北米および欧州全域において、設計から施工まで一貫した請負体制を提供。