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世界最大の大型クルーズ帆船「OE Corinthian」命名・引き渡し

世界最大の大型クルーズ帆船「OE Corinthian」命名・引き渡し
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世界最大の大型クルーズ帆船「OE Corinthian」命名・引き渡し

2026年4月29日、フランスを本拠として世界規模でホテルチェーンを展開するAccorのグループ会社であるオリエントエクスプレス(Orient Express)はアトランティーク造船所(Chantiers de l’Atlantique)で建造していた大型クルーズ帆船「Orient Express Corinthian」の命名式をおこないました。

大型クルーズ帆船「Orient Express Corinthian」の命名式は、アトランティーク造船所があるフランス西部ロワール川河口のサン=ナゼールで開催。式典の後、「Orient Express Corinthian」は5月2日にサン=ナゼールを出港し、地中海での処女航海に向けてフレンチ・リビエラへと向かっている。

オリエントエクスプレスは、フランス船籍で全長220mの大型クルーズ帆船「Orient Express Corinthian」についてフランスの卓越した装飾技術と最先端の船舶技術を融合させ、新たな旅の時代を切り開くと述べています。

アトランティーク造船所では「Orient Express Corinthian」と同型の姉妹船「Orient Express Olympian」も建造が進められており、2027年5月に引き渡し、同年夏に処女航海が予定されている。

帆装に「SolidSail」と呼ばれる革新的な技術を採用

出典:Orient Express

大型クルーズ帆船「Orient Express Corinthian」は、最大の特徴である帆装に「SolidSail」と呼ばれる革新的な技術を採用。高さ100m以上の3つのマスト(マスト自体の長さは約70m)には、それぞれ1,500m2の表面積を持つ剛性帆が吊り上げられ、気象条件によっては帆が受ける風の力だけで100%の推進力を発揮。液化天然ガス(LNG)で稼働する最先端の2元燃料エンジンを組み合わせたハイブリッド推進方式を採用しており、補助的に帆装を使用することもできる。

帆は360度回転し、船の進行方向や風向きによって最適な帆の位置を自動で制御。カーボン製のマストは、ほぼ水平に近い最大70度まで傾けることが出来るため、世界最大級の橋の桁下を容易に通過することが可能。

全長220mの大型クルーズ帆船「Orient Express Corinthian」は4つのデッキに広さ485平方フィート(約45m2)~2,476平方フィート(約230m2)のスイートルーム54室を備えており、船内にはミシュランの星を複数獲得したシェフ監修のレストラン5つとプライベートダイニングスペースがある。

海上公試では風のみを動力源として速力12ノットを記録

2026年2月に実施した「Orient Express Corinthian」の海上公試で速力12ノットを記録。

風速20ノット(10.3m/s)という条件下でおこなわれた帆走試験で、風のみを動力源として速力12ノット(22.2km/h)を記録。この規模の帆船としては初の快挙だという。

フランスのマクロン大統領がLinkedInでコメントを投稿

マクロン大統領が投稿したLinkedInの翻訳

サン・ナゼールは世界を変えつつあります!

まず朗報です。アコーホテルズは、世界最大の帆船「Orient Express Corinthian」を進水させました。2隻目は2027年夏に就航予定です。フランスの誇りであるアトランティーク造船所で生まれた、まさに技術の粋を集めた逸品です。

次に、カーギル社は事業所の脱炭素化に1億3000万ユーロを投資することを決定しました。これにより、同社は二酸化炭素排出量を約90%削減する見込みです。

職人技、卓越性、産業、観光、美食:Choose Franceキャンペーンを通して、私たちはフランスの創意工夫を世界に発信しています。これは、雇用、地域社会の活力、そして気候変動対策目標の達成に貢献するものです。

私たちはこのまま進み続けます!

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【動画】大型クルーズ帆船「Orient Express Corinthian」建造の様子

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