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世界最大の大型クルーズ帆船、風力のみで速力12ノットを記録

世界最大の大型クルーズ帆船、風力のみで速力12ノットを記録
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世界最大の大型クルーズ帆船、風力のみで速力12ノットを記録

フランスのアトランティーク造船所(Chantiers de l’Atlantique)は、建造中の大型クルーズ帆船Orient Express Corinthian」で実施した帆走試験で速力12ノットに達したことを発表しました。

風速20ノット(10.3m/s)という条件下でおこなわれた帆走試験で、風のみを動力源として速力12ノット(22.2km/h)を記録。この規模の帆船としては初の快挙だという。

大型クルーズ帆船「Orient Express Corinthian」は、最大の特徴である帆装に「SolidSail」と呼ばれる革新的な技術を採用。高さ100m以上の3つのマスト(マスト自体の長さは約70m)には、それぞれ1,500m2の表面積を持つ剛性帆が吊り上げられ、気象条件によっては帆が受ける風の力だけで100%の推進力を発揮。液化天然ガス(LNG)で稼働する最先端の2元燃料エンジンを組み合わせたハイブリッド推進方式を採用しており、補助的に帆装を使用することもできる。

帆は360度回転し、船の進行方向や風向きによって最適な帆の位置を自動で制御。カーボン製のマストは、ほぼ水平に近い最大70度まで傾けることが出来るため、世界最大級の橋の桁下を容易に通過することが可能。

2026年3月に引き渡し予定

大型クルーズ帆船「Orient Express Corinthian」は、フランスを本拠とし世界規模でホテルチェーンを展開するAccorのグループ会社オリエントエクスプレス(Orient Express)向けに建造。

全長220mの船内には広さ485平方フィート(約45m2)~2,476平方フィート(約230m2)のスイートルーム54室を備えており、船内にはミシュランの星を複数獲得したシェフ監修のレストラン5つとプライベートダイニングスペースがある。

これまでにアナウンスされている大型クルーズ帆船「Orient Express Corinthian」の引き渡し予定は、2026年3月。処女航海は2026年5月に予定されている。

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姉妹船「Orient Express Olympian」は2027年夏に就航予定

「Orient Express Corinthian」の姉妹船「Orient Express Olympian」も同じくアトランティーク造船所で建造が進められている。

2025年1月30日に建造着工を意味するSteel Cutting Ceremony(鉄鋼切断式)を実施し、同年11月19日にKeel Laying Ceremony(キール敷設式)がおこなわれている。

姉妹船「Orient Express Olympian」は、2027年5月に引き渡され、同年夏に処女航海を予定。

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