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フーシ派の攻撃を受けた貨物船「RUBYMAR」沈没、環境被害拡大

フーシ派の攻撃を受けた貨物船「RUBYMAR」沈没、環境被害拡大
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フーシ派の攻撃を受けた貨物船「RUBYMAR」沈没

イエメン共和国首相公式アカウントによるX投稿【2024年3月2日投稿】

The crisis cell formed by the Yemeni government to deal with the ship Rubymar announces the sinking of the Belize-flagged ship off the Yemeni coast, following two terrorist attacks by the Iran-backed Houthi militias, expressing regret for this development, which will cause an environmental disaster in the territorial waters of #Yemen and the Red Sea at large.

(船「Rubymar」に対処するためイエメン政府によって設立された危機管理室は、イランの支援を受けたフーシ派民兵組織による二度のテロ攻撃を受けてイエメン沖でベリーズ船籍の船が沈没したことを発表し、イエメンの領海と紅海全体における環境災害につながるこの事態の展開に遺憾の意を表明する。)

X | رئاسة مجلس الوزراء اليمني(@Yemen_PM

2024年3月2日、イエメン沖でフーシ派の攻撃を受けた貨物船「RUBYMAR」が沈没したと、イエメン共和国の首相公式Xアカウントが明らかにしました。

貨物船「RUBYMAR」が攻撃を受けたのは2月18日。攻撃の後に乗組員は避難したと報道されていますが、船体へのダメージは大きく、徐々に浸水が進行している状態だったという。アメリカ中央軍(U.S. Central Command)による発表でも、18マイル(約29km)に渡って船体からの油流出を確認しており、船尾側が沈み込み傾斜した貨物船「RUBYMAR」は以前から沈没の可能性が指摘されていました。

すでに流出が広がっている船舶燃料に加えて、貨物船「RUBYMAR」には積荷として41,000トン以上の肥料が積まれており、さらなる環境被害の拡大が懸念されています。

2023年11月19日に自動車運搬「GALAXY LEADER」がイエメンのホデイダ沖を航行中に拿捕され、その数日後に始まったフーシ派による攻撃によって標的となった商船は50隻を超えているという。これまでに船体の大きな破損や火災が発生したことはあったものの、フーシ派による攻撃で船体が沈没したのは今回の貨物船「RUBYMAR」が初めてとなる。

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バラ積み貨物船「RUBYMAR」

船名RUBYMAR
総トン数19,420トン
載貨重量トン32,211トン
長さ171.6m
27m
船籍ベリーズ
建造場所尾道造船
建造年1997年1月
バラ積み貨物船「RUBYMAR」
出典:MarineTraffic | wael chahadah
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