広東省沖「陽江三山島」で25,000トンの洋上変電所トップサイド設置


2026年7月23日、中国の「陽江三山島洋上風力プロジェクト」(Yangjiang Sanshandao Offshore Wind Project)で半潜水式重量物運搬船「祥泰口」(XIANG TAI KOU)を使用したフロートオーバーによる重量25,000トンの洋上変電所トップサイド設置がおこなわれました。
半潜水式重量物運搬船「祥泰口」は、先月の2026年6月4日に今回の設置場所から西へ60kmに位置する「三峡陽江青洲五、七洋上風力プロジェクト」(Three Gorges Yangjiang Qingzhou Ⅴ、VII)で同じく重量25,000トンの洋上変電所トップサイドをフロートオーバーで設置しています。
このサイズのトップサイドを月一ペースで設置完了させたのはスゴイ。
フロートオーバー作業の詳細



半潜水式重量物運搬船「祥泰口」がトップサイド製作場所である江蘇省南通市を出港したのは2026年7月7日。約2,000km(約1,080海里)を航行し、出港から15日後の7月22日に設置をおこなう「陽江三山島洋上風力プロジェクト」のエリアへ到着。
7月23日00:00、半潜水式重量物運搬船「祥泰口」はトップサイドを搭載するジャケットから2,000mの位置に移動し、設置作業を開始。03:00、作業計画の潮位・潮流に合わせて時間調整しながら設置場所1,000m手前まで移動。05:00、トップサイドの固縛解除を開始するとともに、DPシステムの稼働状況を確認してジャケットへの進入を開始。07:00、設置位置で位置合わせを開始して、35分後に完了。09:00、トップサイド設置完了。09:38、進入していたジャケットから離脱。
- 2026年
7月7日江蘇省南通市のトップサイド製作場所を出港 - 7月22日「陽江三山島洋上風力プロジェクト」の設置エリアへ到着
- 7月23日
00:00設置するジャケットから2,000mの位置に移動 - 03:00設置するジャケットから1,000mの位置に移動
- 05:00ジャケットへの進入開始
- 07:00位置合わせ開始
- 07:35位置合わせ完了
- 09:00トップサイド設置完了
- 09:38進入していたジャケットから離脱
半潜水式重量物運搬船「祥泰口」(XIANG TAI KOU)
半潜水式重量物運搬船「祥泰口」は、中国船舶集団(CSSC)傘下の広船国際有限公司でCOSCO Shipping Specialized Carriers向けに建造され、2023年12月に竣工。
船体寸法は全長231.1m、幅46m、深さ14.5m、最大甲板深度は13m。燃料やバラストなど自重以外のすべてを含んだ積載重量を表わす載貨重量トン数(DWT,Deadweight tonnage)は、66,070トン。自航式で航続距離は20,000海里、DP2の自動船位保持装置を搭載。
| 船名 | 祥泰口 |
| 総トン数 | 47,124トン |
| 載貨重量トン | 66,070トン |
| 長さ | 231.1m |
| 幅 | 46m |
| 深さ | 14.5m |
| 最大甲板深度 | 13m |
| 船籍 | リベリア |
| 建造年 | 2023年12月 |

出典:X | China Science(@ChinaScience)
