Nexraが日本で洋上風力の運用保守契約受注、クライアント非公開

出典:Cadeler
2026年3月20日、Cadelerは洋上風力向けアフターサービスを支援する運営・保守サービスをコンセプトに立ち上げたNexraが日本で運用保守(O&M)契約を締結したと発表。
契約した運用保守プロジェクトは2026年春に開始予定で、期間は約1~2ヶ月の見込み。クライアントや契約金額については公開されていない。
作業は800トン吊りSEP起重機船「Wind Zaratan」で実施することが明らかにされている。SEP起重機船「Wind Zaratan」は現在、シンガポールで定期メンテナンスおよびアップグレードをおこなっており、完了後に日本へ移動するという。
CadelerのJacob Gregersen CEOは「Wind Zaratan」が日本から近いシンガポールでメンテナンスをおこなっているため、造船所での作業からプロジェクト実行へとスムーズに移行できるとし、「Wind Zaratan」のチームは現地の枠組み(local frameworks)の中でおこなう業務に慣れているため、稼働中の設備ダウンタイムを最小限に抑えながら、効率的なサービスサポートを提供できると述べています。
”現地の枠組み(local frameworks)の中でおこなう業務に慣れている” というのは、SEP起重機船「Wind Zaratan」(当時は「Seajacks Zaratan」)が秋田港・能代港洋上風力発電所で作業した実績を指しているものと思われる。
2026年2月には台湾での運用保守契約を受注

出典:Cadeler
2026年2月9日、Nexraは台湾の2つの洋上風力発電所で運用保守契約締結を発表している。クライアントは非公開、期待額は2,000万ユーロ(日本円で約36億6,000万円)を超えるという。
プロジェクトは2026年3月に開始され、実施期間は3〜4か月間。作業にはSEP起重機船「Wind Maker」を動員する予定。