#2 「武蔵」3,700トン吊り
船名 | 武蔵 |
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吊上げ能力 | 3,700トン |
長さ | 107.0m |
幅 | 49.0m |
深さ | 8.0m |
建造年 | 1974年 |
所有会社 | 深田サルベージ 建設株式会社 |
1910年(明治43年)に広島県呉市で創業し、現在は本社を大阪に置く深田サルベージ建設㈱が所有する3,700トン吊り起重機船「武蔵」。
1974年に建造された時のクレーン能力は3,000トンでしたが、現在は吊り上げ能力925トンのメインフックを4つ搭載し、3,700トン吊りになっている。
2018年9月に起きた関空連絡橋に貨物船が衝突した事故では、損傷した橋桁の撤去と修復された橋桁の復旧作業を行った。
#2 「第50吉田号」3,700トン吊り
船名 | 第50吉田号 |
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吊上げ能力 | 3,700トン |
長さ | 110.0m |
幅 | 50.0m |
深さ | 8.5m |
建造年 | 1984年 |
所有会社 | 株式会社 吉田組 |
兵庫県姫路市に本社を置く株式会社 吉田組が所有する3,700トン吊り起重機船「第50吉田号」。1984年に建造。
特徴として、日本の大型起重機船TOP3の中で最もバックステーの高さが低く、ジブを8.7度まで倒すと起重機船全体の水面上高さを30mまで下げることが可能。橋の桁下高さによる通航制限により大型起重機船の中で「第50吉田号」しか入れないという場所が数多く存在する。ジブ角度66.5度から8.7度まで倒すのにかかる所要時間は2時間30分。
#1 「海翔」4,100トン吊り
船名 | 海翔 |
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吊上げ能力 | 4,100トン |
長さ | 120.0m |
幅 | 55.0m |
深さ | 7.5m |
建造年 | 1987年 |
所有会社 | 寄神建設株式会社 |
兵庫県神戸市に本社を置く寄神建設株式会社が所有する4,100トン吊り起重機船「海翔」。日本最大の起重機船。
「海翔」は、1987年(昭和62年)に日本鋼管(現在:JFEエンジニアング)で建造。特徴的なジブの形状は、トラス構造を採用することにより軽量化を図っている。
2022年8月には台湾の高雄港で建造中の4,000トン吊りクレーン船「Green Jade」のクレーン設置作業を行った。
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