ノルウェーのFred. Olsen Windcarrierが所有する自航式の1,600トン吊りSEP起重機船「Bold Tern」。
1,600トン吊り「Bold Tern」
2013年にアラブ首長国連邦のドバイにある Lamprell PLC で建造された「Bold Tern」は、最大1,600トン吊りのクレーンを搭載し、長さ92.4mのレグ4本を使用して最大水深60mで作業を行う事ができる。2022年にシンガポールのKeppel FELS yardで行われた大規模なアップグレードにより15MW風車の設置が可能になった。
船名 | Bold Tern |
クレーン能力 | 1,600トン |
揚重高さ(甲板上から) | 157.5m(1,600トン) 166.5m(400トン) |
長さ | 132m |
幅 | 45m |
深さ | 9m |
喫水 | 4.25~5.8m |
総トン数 | 17,294トン |
DPS | DP2 |
建造年 | 2013年 |
搭載可能重量 | 9,000トン |
デッキスペース | 3,600m2 |
レグ長さ | 92.4m |
最大作業水深 | 60m |
プロペラ | 3,800kW(5,167PS)×3 (Voith Schneider) |
トンネルスラスター | 1,750kW(2,379PS)×3 |
最大航行速度 | 12ノット |
宿泊設備 | 80名 |
クレーンのアップグレード
「Bold Tern」は、2022年にシンガポールのKeppel FELS yardで大規模なアップグレードを行っています。クレーンを載せ替えて吊り上げ能力は800トンから1,600トンへ増強され、ブーム長さも長くなりました。そして、船体幅も39mから45mへ広がり、6m拡幅。