漁業取締船「白鷺」座礁、沈没事故
事故の概要
2024年5月21日午前9時40分頃、岡山県笠岡市沖の梶子島北側で全長42.5mの漁業取締船「白鷺」が座礁する事故が発生。乗船してた乗組員14人は救助されて無事。
座礁した船体は浸水し、その後沈没。周囲海域には船体から流出した油が広範囲に拡散。
漁業取締船「白鷺」は、取り締まり活動のため広島県の尾道港から兵庫県淡路島の洲本港に向けて航行していた。2024年5月23日に水産庁が開いた説明会では、現場海域に岩礁があると分かっており「通常の航行ルートではなかった」ことが明らかにされたが、航行ルートを外れた原因については、捜査が進行中という理由から明らかにされていない。
事故発生からのタイムライン
漁業取締船「白鷺」座礁、沈没事故のタイムライン
- 2024年
5月21日座礁事故発生、その後船体は沈没 - 5月27日漁業取締船「白鷺」の油抜取り作業終了
水産庁の漁業取締船「白鷺」
船名 | 白鷺 |
総トン数 | 149トン |
長さ | 42.5m |
幅 | 6.7m |
最大搭載人員 | 20人 |
建造年 | 2005年3月 |