ケミカルタンカー「KEOYOUNG PIONEER」座礁事故
座礁事故発生時の概要
2024年4月16日午後4時頃、韓国船籍のケミカルタンカー「KEOYOUNG PIONEER」が鹿児島県口之島沖で座礁する事故が発生。船にはインドネシア人10人、韓国人3人、ミャンマー人1人の合わせて14人が乗船していましたが、全員救助されケガはない。事故当時、ケミカルタンカーは中国の福建省福州市から名古屋へ向かっていました。
事故発生からのタイムライン
ケミカルタンカー「KEOYOUNG PIONEER」座礁事故のタイムライン
- 2024年
4月16日鹿児島県口之島から北西約8kmで座礁事故発生インドネシア人10人、韓国人3人、ミャンマー人1人の14人は全員救助
- 4月22日62歳の韓国人船長を業務上過失往来危険の疑いで鹿児島地方検察庁に書類送検
鹿児島区検察庁は4月24日付けで韓国人船長を略式起訴し、鹿児島簡易裁判所は罰金30万円の略式命令を出した
- 4月23日流出した積荷のシクロヘキサンが付近の空気中から確認される
座礁している船体付近の空気中から積荷のシクロヘキサンと推定される成分を確認、第十管区海上保安本部が4月24日に緊急情報として発表
- 4月25日船内の油を抜き取る作業を開始
5月10日に完了
- 5月16日波浪により船体の折損を確認
船舶所有者が手配したサルベージ会社から船体が折れたと第十管区海上保安本部へ報告
ケミカルタンカー「KEOYOUNG PIONEER」
船名 | KEOYOUNG PIONEER |
総トン数 | 2,577トン |
載貨重量トン | 3,970トン |
長さ | 88.6m |
幅 | 14.6m |
深さ | 7.2m |
船籍 | 韓国 |
建造年 | 2006年1月 |