笠岡沖のコゴチ島に全長72mの貨物船「第二十一大盛丸」座礁
2023年6月7日午前1時頃、岡山県笠岡市の瀬戸内海に位置するコゴチ島で貨物船「第二十一大盛丸」が座礁する事故が発生。事故当時、貨物船「第二十一大盛丸」は兵庫県高砂市から広島県呉市へ向けて航行していた。狭い水道で対向してきた船と距離をとるために舵を切ったところ、コゴチ島に寄り過ぎて座礁したという。
画像を見るとCGで作られた合成画像かと疑うレベルの豪快な座礁で、船底の半分以上が露わになった状態で船が止まっている。事故が起きた6月7日は大潮ではないようですが座礁した午前1時頃はちょうど満潮時刻に近く、干潮時との潮位差は最大3m以上にもなる。画像が撮影された時刻は不明ですが、朝の干潮時間付近だとすると座礁時との潮位差は約2.3m。
報道されている情報によると貨物船の乗組員5人にケガはなく、油の流出や船内への浸水も確認されていないという。
6月8日午前2時頃 離礁に成功
船名 | 第二十一大盛丸 |
総トン数 | 499トン |
長さ | 72.71m |
幅 | 12m |
座礁した貨物船の引き出しに向けてタグボートの手配が行われ、AIS情報によると「むろつ丸」と「みさき丸」が現場海域に到着。6月8日午前2時頃が満潮時刻となっており、それに合わせて座礁した貨物船の引き出しが行われました。8日午前2時15分に発表された第六管区海上保安本部の緊急情報よると貨物船「第二十一大盛丸」は無事に離礁し曳航されたという。
余談ですが、笠岡と言えばお笑いコンビ「千鳥」の出身地としても知られていますが、大悟さんの出身地「北木島」は座礁事故が起きたコゴチ島から南へ約3kmという非常に近い場所にあります。
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