台湾海峡でモンゴル船籍の貨物船が浸水により大きく船体が左舷側に傾き、沈没。8人の乗組員は船が沈没する前に海へ飛び込み、ヘリコプターで全員救助された。
台湾海峡でモンゴル船籍の貨物船が沈没 乗組員8人は全員救助
2023年1月16日、台湾の高雄港から西へ90海里(約166km)の台湾海峡でモンゴル船籍の貨物船が沈没する事故が発生。
台湾の公共放送が伝えた内容によると、貨物船の船底から浸水し、左舷側に大きく傾き沈没。救助要請を受けたヘリコプターが現地に到着しましたが、救助前に船は沈没。乗組員8人は海に飛び込んで荒れた海の中、ライフジャケットで浮いている状態に。幸い、8人全員がヘリコプターに救助されましたが、そのうち1人は低体温症になっていたそうです。
沈没した貨物船の概要
船名 | HAO FENG (SUNSHINE?) |
総トン数 | 1,416トン |
長さ | 73m |
幅 | 12m |
建造年 | 1985年 |
沈没した貨物船は、長さ73m、幅12m、総トン数1,416トン。船名はFleetMonの沈没事故を伝える掲載記事だと「HAO FENG」という記載ですが、names Historyの直近データでは「SUNSHINE」という船名。
沈没につながる船底から浸水の原因については不明ですが、建造されたのが1985年という点と救助の映像を見ても船体は手入れされているという感じでは無いので、老朽化やメンテナンス不足が浸水の原因かもしれません。
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