ポーランドの「Bałtyk 2 & 3」で洋上設置作業開始

ポーランドの「Bałtyk 2 & 3」で洋上設置作業開始 洋上風力発電
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ポーランドの「Bałtyk 2 & 3」で洋上設置作業開始

出典:Equinor

2026年2月17日、EquinorPolenergiaポーランドの洋上風力発電プロジェクト「Bałtyk 2」と「Bałtyk 3」で洋上設置作業の開始を発表しました。

第一段階として2026年1月に開始した洋上設置作業は、風力タービン基礎のモノパイルを浸食から保護する根固石設置。作業はVan OordのDPS(自動船位保持装置)を搭載した専用船舶4隻によって実施。海底に設置する岩石は合計で約40万m3、100万トン以上になるという。並行してエクスポートケーブル及びアレイ間ケーブル敷設に支障となる岩石撤去作業もおこなわれているようです。

2026年春にはモノパイル、トランジションピース、洋上変電所2基といった主要部品の輸送・設置を開始する予定。世界最大級のクレーン船「Thialf」もバルト海に到着し、設置作業に加わる。

モノパイル設置前に根固石を敷設するのは少し違和感があったので、作業予定とともに施工実績が記載されているWeekly Notice of Marine Operations(洋上作業に関する週報)を確認。2026年2月13日の発表時点で「Bałtyk 2」の風力タービンおよび洋上変電所設置位置 合わせて51カ所のうち44カ所がSubsea Rock Installation(根固石設置)完了となっていました。根固石設置の施工を考えるとモノパイルが無い状態の方がやり易いのは間違いないと思いますが、モノパイル施工時に障害となる可能性を考えると少し不安。どのような対策を講じているのか気になるところ。

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「Bałtyk II」「Bałtyk III」「Bałtyk I」の概要

「Bałtyk II Offshore Wind Farm」の概要
  • 設置位置:ポーランド沖37kmのバルト海、水深23~41m
  • 発電容量:720MW
  • 風力タービン:Siemens Gamesa SG 14-236 DD、50基
  • 風車基礎:着床式、モノパイル
  • 運転開始:2028年(2027年から順次運転を開始)
「Bałtyk III Offshore Wind Farm」の概要
  • 設置位置:ポーランド沖22kmのバルト海、水深25~39m
  • 発電容量:720MW
  • 風力タービン:Siemens Gamesa SG 14-236 DD、50基
  • 風車基礎:着床式、モノパイル
  • 運転開始:2028年(2027年から順次運転を開始)
「Bałtyk I Offshore Wind Farm」の概要
  • 設置位置:ポーランド沖81kmのバルト海、水深25~35m
  • 発電容量:1,560MW
  • 風力タービン:104基
  • 風車基礎
  • 運転開始:2029年
出典:Equinor | POLENERGIA
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