海上自衛隊の護衛艦「いなづま」が、山口県の周防大島から南約5キロの海上で浅瀬に乗り上げ、自力航行が不能になるという事故が発生。船体に浸水は無く、現場周辺で少量の油流出が確認されましたが乗組員にケガは無いという事です。
護衛艦「いなづま」が周防大島沖で海底の岩に衝突 自力航行不能
2023年1月10日午後0時10分ごろ、山口県の周防大島から南約5キロの海上で、海上自衛隊の護衛艦「いなづま」が浅瀬に乗り上げ、自力航行が不能になるという事故が発生。船尾のスクリューが海底の岩に衝突した可能性があるそうです。
事故が起きた日に護衛艦「いなづま」は、広島県尾道市因島のドックで整備を終え、午前7時45分ごろに試運転でドックを出発。呉市の海上自衛隊基地に向かっていた。船体に浸水は無く、現場周辺で少量の油流出が確認されましたが乗組員約190人にケガは無いという事です。
護衛艦「いなづま」は現在、現場でいかりを下ろして停泊しており、海自が損傷箇所の確認後にえい航する方針。
護衛艦「いなづま」の概要
船名 | いなづま |
基準排水量 | 4,550トン |
長さ | 151m |
幅 | 17.4m |
深さ | 10.9m |
出力 | 60,000PS |
最大速力 | 30ノット |
建造年 | 2000年 |
「いなづま」は、海上自衛隊の護衛艦でむらさめ型護衛艦の5番艦。
三菱重工業長崎造船所で1997年5月8日に起工され、1998年9月9日に進水、2000年3月15日に就役し、第4護衛隊群第4護衛隊に編入され呉に配備された。
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