実業家の前澤友作さんが建造中のメガヨットがドイツのルーセン造船所で進水式を行い、無事に進水したそうです。今後は、1年半後の完成に向けて内外装などの工程が行われる予定。
全長114.2m 前澤友作さんのメガヨットがドイツで進水
2023年3月8日、ドイツのシャハト=アウドルフ(Schacht-Audorf)にあるルーセン造船所(Lürssen Kröger Werft)で実業家の前澤友作さんが建造するメガヨットの進水式が行われました。
メガヨットの全長は114.2m。これからさらに内外装などの工程を経て完成するのは1年半後の予定。
建造を行うルーセン造船所にとっても、水素燃料電池を搭載した初めてのメガヨットになるそうです。水素からエネルギーを取り出す燃料電池は、水素と酸素の電気化学反応から電気エネルギーを直接取り出すため発電効率が高く、反応時に出る熱を有効利用することで、高い総合エネルギー効率を得ることが可能。さらに、利用段階では二酸化炭素を排出しないという地球環境に優しいという特徴。
豪快な進水動画
”進水”を”浸水”と間違える縁起でもない誤変換をしていますが、のちに間違いを訂正するコメントを投稿していました。それにしても、いやな予感が。。。
建造費用はいくら?
全長100mを超えるメガヨットの建造費はどのくらいなんでしょう?
掲載記事を探しても建造費用については触れられていないので不明。この手のメガヨット建造ではベースデザインはありますが、各種のオーナーカスタマイズが行われているので相場通りとはいきませんが、これまでに掲載した記事を基に推測すると最低でも100億円以上は必要かと思われる。
トルコのDamen Yachtingで建造されている全長58mの超豪華メガヨット「SeaXplorer 58」
建造費用は約80億円
オランダの「Oceanco」で建造されているAmazon創業者ジェフ・ベゾス氏のメガヨット「Y721」。全長は127m。
建造費用は約575億円
EUの対ロシア制裁に関連してイタリア政府に押収されたメガヨット「Scheherazade」(シェヘラザード)。全長は140m。
建造費用は約910億円
よく読まれている記事