世界初の人工エネルギー島に設置するケーソン全23函製作完了

出典:Jan De Nul
2026年1月29日、世界初の人工エネルギー島「Princess Elisabeth Island」に設置するケーソン全23函の製作と進水作業が完了。
ケーソン23函はオランダのフリシンゲンにあるヤードで製作。ケーソンは長さ57m、幅30m、高さ30m、重量は22,000トン。Boa Offshoreの半潜水式バージ「BOABARGE 33」で進水をおこない、製作場所の南東約2kmに位置するScaldia terminalで最終仕上げ作業が進められている。
最初のケーソン設置は2025年4月におこなわれ、今回製作が完了したケーソンを含む残りの設置作業は2026年春に再び開始する。建設工事は2026年に完了予定。
世界初の人工エネルギー島「Princess Elisabeth Island」

ベルギーの送電事業者Elia Groupがプロジェクトを進める世界初の人工エネルギー島「Princess Elisabeth Island」は海岸から45km沖合、ベルギーの洋上風力設置エリアであるPrincess Elisabeth Zoneの中央に位置し、面積は6ヘクタール(60,000m2)。外周にはケーソン23函を設置し、完成後にメンテナンス作業員がアクセスするための小さな港とヘリポートが建設される予定。
約60kmの直流ケーブルと約300kmの交流ケーブルが敷設され、HVDC(High Voltage Direct Current:高圧直流送電)とHVAC(High Voltage Alternating Current:高圧交流送電)の両方をベルギー本土に送電可能。
「Princess Elisabeth Island」は洋上風力発電所で発電した電力を陸上へ送電するという機能の他に、英国とのNautilus linkやデンマークとのTriton linkといったベルギーと他のヨーロッパ諸国の電力網および洋上風力発電所を結ぶ中間地点としての機能がある。

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