大分ホーバークラフトで操縦訓練中に4度目の事故
2024年7月5日15時頃、大分空港と大分市内を結ぶ海上交通アクセスとして2024年秋の運航開始を目指す大分ホーバークラフトで4度目の事故が発生。
大分ホーバークラフトではこれまでにも操縦訓練中に3度の事故を起こしており、今回の事故で4度目。これまでの事故と異なるのは、今までの事故3件は大分空港側で起きていましたが、今回は大分市側の西大分発着場で発生したという点。スロープ側面に衝突した船体は前方の右舷付近が損傷したという。乗船していた3人にケガはなく、船体への浸水や油の流出も確認されていない。
- 2023年
11月8日 - 2024年
3月21日 - 4月25日
- 7月5日2番船「Banri」西大分発着場でスロープ側面に衝突
事故発生前日に運航計画を発表したばかりだった・・
4度目の事故発生前日にあたる7月4日、運航会社の「大分第一ホーバードライブ」はダイヤと料金などの運航計画を発表したばかりでした。
現時点で何を言っても説得力ゼロ
「大分第一ホーバードライブ」の小田典史社長は、「全体の70%ぐらいまで準備が進み、就航に向けた最終段階に入っています。社内の緊張感も高まっていて、改めて『去年のような事故は絶対に起こさない』と気を引き締めていきたい」と話していました。
NHK 大分 NEWS WEB | 大分のホーバークラフト ダイヤや料金など運航計画を発表(https://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20240704/5070018858.html)
7月4日の運航計画発表を報じる記事では、運航会社「大分第一ホーバードライブ」社長の発言コメントが掲載されており、この翌日に事故が起きていると思うと虚しさを感じる。
今回の事故に関する報道を見た時の感想として驚きは無く、”やっぱり起きたか” というのが率直な印象。もう今さら何を言っても信用できない。信頼を回復する唯一の方法は、非常に難しいですけど無事故で運航実績を積み重ねるしかない。結果が全て。
これまでの事故で人的被害を伴う重大事故は起きていませんが、このままの調子で運航開始なんてありえるんでしょうか。非常に怪しかった雲行きが更にひどくなってきている様な印象を受けます。
大分ホーバークラフト、今後どうなるんだろう・・
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