ZPMCの5万トン級甲板輸送船「振华38」起工式

2026年7月28日、上海振华重工(ZPMC)が自主建造する5万トン級大型甲板輸送船「振华38」(ZHEN HUA 38)の起工式(Keel Laying Ceremony)がおこなわれました。
大型甲板輸送船「振华38」の船体寸法は長さ217m、幅43m、深さ13.5m、設計喫水8.8m。載貨重量トン数(DWT,Deadweight tonnage)5万トン。最大速力は14ノット以上、航続距離は18,000海里。中国船級協会(CCS)で船級取得の予定。
優れた甲板耐荷重性と貨物安定性を備え、洋上風力向けの大型ジャケットや洋上プラットフォームモジュールの他に巨大な橋梁構造物など、世界各地における超長尺・超幅広・超重量の様々な輸送に対応可能。総合的な輸送能力は中国国内において同種船舶の中でトップクラス。
さらに、メタノール燃料推進システムへの対応を前提とした設計がなされており、将来的なグリーンエネルギー動力への転換が可能。これにより、厳格な省エネ・排出削減・環境安全基準を満たし、高効率な海上輸送とグリーンかつ低炭素な発展目標との両立を実現するという。
載貨重量トン数、DWT(Deadweight tonnage)とは、満載喫水線の限度まで貨物を積載したときの全重量から船舶自体の重量を差し引いたトン数のことを言い、船に積める貨物の量を示す目安となる。ただ、この中には運航に必要な燃料・水・食料などの重量も含まれているので純粋な貨物の積載重量ではない。
「振华38」「振华39」の同型船2隻を建造中
5万トン級大型甲板輸送船「振华38」と同型船の「振华39」も並行して建造が進められている。このたび起工式がおこなわれた「振华38」で、建造着工を意味する鉄鋼切断式(Steel Cutting Ceremony)がおこなわれたのは、2025年10月。その2か月後にあたる同年12月に「振华39」は建造着工。
| 船名 | 建造番号 | 着工 | 起工 |
|---|---|---|---|
| 振华38 | ZPMC1146 | 2025年10月 | 2026年7月 |
| 振华39 | ZPMC1152 | 2025年12月 | ― |
大型甲板輸送船「振华38」

出典:ZPMC
| 船名 | 振华38 (ZHEN HUA 38) |
| 載貨重量トン数 | 50,000トン |
| 長さ | 217m |
| 幅 | 43m |
| 深さ | 13.5m |


















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