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マレーシアでオフショア支援船が沈没、乗組員8人全員を救助

マレーシアでオフショア支援船が沈没、乗組員8人全員を救助 事件・事故
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マレーシアでオフショア支援船が沈没、乗組員8人全員を救助

MMEAによる発表【2024年2月16日】

VESEL BOS AZLINA DITENGGELAMI AIR DI PERAIRAN BINTULU

(船舶 BOS AZLINA がビントゥル水域に水没)

https://www.mmea.gov.my/index.php/en/allcategories-en/12-berita-utama/1757-vesel-bos-azlina-ditenggelami-air-di-perairan-bintulu

2024年2月14日、マレーシアのカリマンタン島北部にあるビントゥル沖でオフショア支援船「BOS AZLINA」が浸水し、沈没する事故が発生。

マレーシア海上法令執行庁(MMEA,Malaysian Maritime Enforcement Agency)の発表によると、最初に救難信号を受け取ったのは2月14日11時56分頃、ビントゥル海域周辺の定期巡回をおこなっていた巡視船「Bot Kilat 44」だという。その時点ですでにオフショア支援船「BOS AZLINA」は半分沈みかけている状態で、船には31~48歳のインドネシア人乗組員8人が乗船していた。

救助要請を受けた巡視船「Bot Kilat 44」はMMEAに事態を報告するとともに、ビントゥルのケメナ川河口から北西へ約9海里(約16.7km)の場所で沈没の危機に直面するオフショア支援船「BOS AZLINA」のもとへ急行。そして、乗組員を救助するために水上タクシー「Kuda Laut 1」を呼んだという。

12時30分頃にオフショア支援船「BOS AZLINA」の乗組員8人全員が無事救助され、それからほぼ1時間後に状況は制御不能となり、船は完全に水没してしまったという。MMEAは事故原因の調査をおこなっていると述べている。

水上タクシーを呼んだ理由がよく分かりませんが、事故当時すでに付近にいたのかもしれません。人的被害が出なかったことでひと安心できますが、沈没したオフショア支援船「BOS AZLINA」からの油流出という事態に発展する可能性があり、次の対策をとる必要がありそう。

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オフショア支援船「BOS AZLINA」

船名BOS AZLINA
総トン数298トン
長さ40m
8m
船籍マレーシア
建造年2014年
オフショア支援船「BOS AZLINA」
出典:MarineTraffic | REYNOLD LIHAN
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