ヒンクリーポイントC原発にタービンホールクレーンガーダー運搬
イギリス、サマセットのブリッジウォーターにあるヒンクリー・ポイント原子力発電所(Hinkley Point nuclear power station)で建設中のヒンクリー・ポイントCに300トン吊りタービンホールクレーンのガーダーを運搬。
エイボンマスでは2基の門型クレーンの桁にあたるガーダーが組み立てられており、9月初旬に1基目の運搬がおこなわれました。ガーダーは、SPMT(Self-Propelled Modular Transporter)で運搬台船に積まれて約63kmを海上運搬。そして、ヒンクリー・ポイントCから約8.5km離れたコンブウィッチに到着後、SPMTを使用して陸路でヒンクリー・ポイントCへ運び込まれた。
運搬をおこなったのは、イギリスのブリストルに本社を置くOsprey。重量物の運搬・揚重などを主におこなっており、陸上の大型クレーンやSPMTをはじめ海上運搬用のバージを多数保有している。
【動画】タービンホールクレーンガーダー運搬
「ヒンクリー・ポイントC」5,000トンの取水口・放水口設置
「ヒンクリー・ポイントC」では2022年に、4,000トン吊りのクレーン船「Gulliver」と3,300トン吊りのクレーン船「RAMBIZ」という大型クレーン船2隻で相吊りによる取水口4基、放水口2基の設置作業がおこなわれています。重量は最大で5,000トン。クレーン船が対面した状態での相吊りというのは少し珍しいかも。
「Gulliver」と「RAMBIZ」による設置作業の記事
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