G20議長国インドで原発向けの蒸気発生器を積んだ台船が座礁

G20議長国インドで原発向けの蒸気発生器を積んだ台船が座礁 事件・事故
スポンサーリンク

G20議長国インドで原発向けの蒸気発生器を積んだ台船が座礁

2023年9月9日および10日の日程でG20議長国インドの主催によりニューデリーにおいて開催されているG20ニューデリー・サミット。そのG20サミット開催前にインド南端にあるクダンクラム原子力発電所で蒸気発生器を2基積んだ台船が座礁するという事故が発生。

インドの報道記事によると、クダンクラム原子力発電所から北東へおよそ100kmの位置にあるトゥーットゥックディの港から2基の蒸気発生器を積んだ台船を原発へ向けてボートで曳航していたという。そして、原発沖に到着したところで曳航索が切れたため台船が流されて浅瀬に座礁したという報道。天候が悪かったという情報もあるので、緊急措置として故意に曳航索を切断した可能性も十分ありうる。

台船を曳航していたのは「RESCO 5」というボートでAIS情報を確認すると、クダンクラム原発内の岸壁に係船していました。確認ができる「RESCO 5」の航跡は、9月8日15時(現地時間)くらいに原発沖に到着し、16時頃から原発港内の岸壁へ向けて進入を開始しているので、そのあとに座礁事故が起きたと予想される。

情報が少ないので事故発生経緯がよく分かりませんが、原発港内の岸壁に進入する経路は防波堤により間口が狭くなっており、さらに荒天で台船の制御が上手くいかなかったため、進入時に座礁してしまっただけの様な気もします。

座礁した台船救出に向けて3つの方法を検討

報道されている情報によると、輸送台船は片舷が岩場に着底して傾いた状態になっているという。そして、台船を離礁させるために3つの方法が検討されているらしい。

離礁に向けて検討されている3つの方法
  • バルーンなどの浮力を使用して台船を浮上させる
  • タグボートで予備部品を交換
  • 台船にバラストを注水して傾きを改善させる

2つ目の ”タグボートで予備部品を交換” だけ意味が分かりませんでした。翻訳が間違えている可能性もありますが・・。台船上の蒸気発生器をタグボートに積み替えるという意味かもしれません。

座礁した台船の映像

スポンサーリンク

クダンクラム原子力発電所、主要機器をロシアから調達

事故が起きたクダンクラム原子力発電所は、2002年に建設が始まり、2011年末には運転を開始する予定でしたが、2011年の福島第一原子力発電所事故を受けて反対運動が広がり運転開始を延期。ですが、1号炉を2014年12月31日、2号炉を2017年3月31日に商業発電開始。

現在、3号炉、4号炉、5号炉、6号炉の建設が進められており、今回の座礁事故で運んでいた2基の蒸気発生器は5号炉、6号炉で使用される予定。原発の主要機器はロシアから調達されていて、今回の蒸気発生器もロシアから調達しているそうです。

スポンサーリンク
興味深い海の世界

あらゆるものが巨大な海の世界。
なかでもインパクトの強い画像を中心に海の世界を紹介。

スポンサーリンク
世界のサルベージ オペレーション

来島海峡で水深60mの海底に沈んだ全長約170mの「白虎」引き揚げをはじめ、日本国内でも多くのサルベージオペレーションがおこなわれています。
世界各地で実施されている困難なサルベージの数々を紹介。

Crane1000をもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む

タイトルとURLをコピーしました