米領バージン諸島沖で座礁したro-ro貨物船から12人を救出

米領バージン諸島沖で座礁したro-ro貨物船から12人を救出 事件・事故
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米領バージン諸島沖で座礁したro-ro貨物船から12人を救出

セント・トーマス島沖で座礁したro-ro貨物船「Bonnie G」の位置図

カリブ海にあるアメリカ領 バージン諸島のセント・トーマス島沖でro-ro貨物船「Bonnie G」が座礁する事故が発生。アメリカ沿岸警備隊の発表によると、2023年10月4日午前3時41分に「Bonnie G」からのVHF無線を受信。機関室が浸水し、救命いかだ2隻と救命ボート1隻で船を放棄して避難しようとしているという報告を受け、ただちに救難活動へ向かったという。

事故当時、「Bonnie G」には12人の乗組員が乗船していましたが、アメリカ沿岸警備隊によって全員が救助され、セント・トーマス島のクラウンベイ・マリーナに搬送されたそうです。

ro-ro貨物船「Bonnie G」の概要

船名Bonnie G
総トン数780トン
載貨重量トン1,109トン
長さ56m
12m
建造年1981年
ro-ro貨物船「Bonnie G」
出典:MarineTraffic | Rasheid Chambers
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懸念される油の流出被害

アメリカ沿岸警備隊の発表によると、ro-ro貨物船「Bonnie G」には乗用車6台、トラック1台、トレーラー1台、貨物パレット2個が積載されていた。さらに、約13,000ガロン(約49,210リットル)の燃料油と潤滑油約250ガロン(約950リットル)が積まれてているという。

「Bonnie G」からの油や貨物流出など環境汚染に対する脅威が監視されるなか、連邦政府の国家対応センターであるNational Response Centerでは、有害物質や油の流出など事故に関する情報提供を求めている。

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