2,200トン吊りSEP船「博强3060」完成・引き渡し
2023年12月24日、中国のCIMC Rafflesで建造していた2,200トン吊りSEP起重機船「博强3060」(BO QIANG 3060)が完成し引き渡しがおこなわれました。
SEP起重機船「博强3060」は全長133m、幅53m、深さ11m。レグ長さは現況120mで136mまで延長可能となっており最大作業水深は70m。メインクレーンはHuisman製のLEC(Leg Encircling Crane)を搭載し、最大吊り上げ能力は2,200トン。風力タービン資材を積み込むことが出来る甲板スペースは4,800m2の広さがあり、12MWの風力タービン4基分または16MWの風力タービン3基分を自船甲板に積んで運搬可能。自航式で最大速力は8.4ノット。
完成したSEP起重機船「博强3060」の画像を見るとメインクレーンは高い台座の上に設置されており、かなり大きな揚程であることは間違いないと思いますが、具体的な数値は不明。
2,200トン吊りSEP起重機船「博强3060」
船名 | 博强3060 |
クレーン能力 | 2,200トン |
長さ | 133m |
幅 | 53m |
深さ | 11m |
レグ長さ | 120m (最大136m) |
最大作業水深 | 70m |
甲板スペース | 4,800m2 |
DPS | DP2 |
速力 | 8.4ノット |
メインクレーン設置は3,600トン吊り起重機船「德浮3600」
メインクレーンの設置作業は以前の記事でも紹介していますが、China Yantai Salvageの3,600トン吊り起重機船「德浮3600」(DE FU 3600)でおこなわれました。
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