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巨大リングクレーンによる「Svanen」アップグレード間もなく開始

巨大リングクレーンによる「Svanen」アップグレード間もなく開始 起重機船、クレーン船
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巨大リングクレーンによる「Svanen」アップグレード間もなく開始

2024年4月19日、MammoetはVan Oordの特殊杭打ち船「Svanen」のアップグレードが間もなく開始されることを自社ウェブサイトの更新記事で明らかにしました。「Svanen」がアップグレード作業をおこなうスヒーダムへ曳航される様子が伝えられており、4月から5月にかけて1週間という期間で拡張するガントリーフレームの設置が実施されるという。

拡張ガントリー設置により高さ125mになる「Svanen」のアップグレード作業は、Mammoetのリングクレーン「PTC210-DS」を使用。最大吊り上げ能力3,200トンという巨大なクレーンの構成はメインブーム105m、ラッフィングジブ66m、そしてカウンターウェイトは4,000トン。最近、同じ場所でおこなわれた「Wind Orca」「Wind Osprey」という2隻のSEP起重機船アップグレードでもリングクレーン「PTC210-DS」の能力は存分に発揮されています。

特殊杭打ち船「Svanen」とリングクレーン「PTC210-DS」
出典:Mammoet

特殊杭打ち船「Svanen」のアップグレード内容

「Svanen」のアップグレード内容
  • ガントリー部分を25m拡張(部材重量 1,200トン)
  • 吊り上げ能力 3,000トン→4,500トンへ増強
  • 吊り上げ能力増強に伴うパイルグリッパーのアップグレード
  • 船体構造のアップグレード
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