イングランド中部の内陸運河で堤防決壊により4隻座礁

イングランド中部の内陸運河で堤防決壊により4隻座礁 事件・事故
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イングランド中部の内陸運河で堤防決壊により4隻座礁

2025年12月22日、イングランドのWhitchurchでシュロップシャー・ユニオン運河(Shropshire Union Canal)の堤防が決壊し、運河を流れていた大量の水が周辺地域に流出。決壊場所付近にいた運河船4隻が座礁し、そのうち2隻は堤防決壊により生じた陥没穴に落ち込んだ状態に。

地域を管轄するシュロップシャー消防救助サービス(Shropshire Fire and Rescue Service)の発表情報によると、シュロップシャー・ユニオン運河で堤防決壊の報告を受けたのは12月22日04時22分。付近を管轄する複数の消防隊が現場に出動し、同日05時17分には”major incident declared”(重大インシデント宣言)と認定。

堤防決壊場所付近は地盤が不安定で水流が早いという困難な状況の中、消防隊は直ちに上流と下流の安全確保区域を設定した上で、水門システムを用いて水流の緩和作業を開始。08時30分時点で水流は減少し、状況は安定した状態に。決壊により座礁した4隻の運河船に乗船者はおらず、負傷者も報告されていない。12月23日には重大インシデント宣言を解除。

出典:Shropshire Fire and Rescue Service

堤防決壊により座礁した運河船と干上がった運河

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