大型甲板輸送船「FAN ZHOU 7」ブレード132枚運搬


出典:江苏泛洲船务有限公司
2026年1月13日、江蘇泛洲船務(Jiangsu Fanzhou Shipping)の大型甲板輸送船「FAN ZHOU 7」(泛洲7)が建造後の初任務として、風力タービンブレード132枚を積載し、中国の南通市にある呂四港を出港しました。
大型甲板輸送船「FAN ZHOU 7」は、出港の1週間前にあたる1月6日に引き渡しがおこなわれたばかりの新造船。船体寸法は長さ256m、幅51m、深さ13m。貨物を積載する甲板スペースは230m×51mで11,700m2、甲板強度は25トン/m2。総トン数 46,158トン、載貨重量トン数 58,340トン。
甲板に積まれているブレードは、船首側に36枚(6列×6段)の山が2つで72枚、船尾側は30枚(6列×5段)の山が2つで60枚、合計132枚。風力タービン43基分に相当。ブレード長さは不明ですが、甲板スペースの長さ230mから推測すると70m~80m。6MWくらいの風力タービンでしょうか。
ブレードの輸送先はインド

大型甲板輸送船「FAN ZHOU 7」は、2026年1月13日に中国の南通市 呂四港を出港して1月18日時点で台湾東部を南進していました。AIS情報では1月22日にシンガポールを通過する予定。
江蘇泛洲船務の掲載情報によると、大型甲板輸送船「FAN ZHOU 7」で運ぶブレード132枚はインド向けだと記載されており、陸上の風力タービンブレードではなく洋上風力タービンブレードだという。
インドの洋上風力に関する情報は少ないため、どのプロジェクト向けなのかは不明。
日本の財務省所管の財務総合政策研究所が2025年4月22日に開催したインドワークショップ(令和6年度)第2回においてNEDOが発表した「インドのエネルギー政策動向」の内容によると、インド政府は今後、洋上風力の導入にも注力する方針で新再エネ省は2030年までに37GWの洋上風力容量を導入することを計画しているという。
”2030年までに37GW” というのは強烈な数字。日本政府の導入目標と比較すると3倍以上。どこまでの精度を持った数字なのか分かりませんが、インドの洋上風力について関心が強くなりました。情報を見つけることが出来れば詳しく知りたいし、記事にしていきたいと思います。
- 年間100万kw(1GW)程度の区域指定を10年継続
- 2030年までに1,000万kw(10GW)の案件を形成
- 2040年までに3,000万kw~4,500万kw(30GW~45GW)の案件を形成
リンク先 財務省 財務総合政策研究所 | 「インドのエネルギー政策動向」(PDF:2134KB)
大型甲板輸送船「FAN ZHOU 7」

出典:江苏泛洲船务有限公司
| 船名 | FAN ZHOU 7 (泛洲7) |
| 総トン数 | 46,158トン |
| 載貨重量トン数 | 58,340トン |
| 長さ | 256m |
| 幅 | 51m |
| 深さ | 13m |
| 甲板スペース | 11,700m2 (230m×51m) |
| 甲板強度 | 25トン/m2 |
| 速力 | 14ノット |
| 船籍 | 中国 |
| 建造年 | 2025年12月 |


















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