大分空港と大分市内を結ぶ交通手段としてホーバークラフトが採用され、2023年度中の運航開始に向けて整備が進められているホーバークラフト3隻の船名を決定したと大分県が発表。肝心のホーバークラフトはまだイギリスで建造中。
大分空港海上アクセスとして導入するホーバークラフトの船名決定
大分空港の利用者数増加に伴い、利便性の悪い大分空港へのアクセスを改善するため導入が進められているホーバークラフト3隻の船名について公募による募集が行われ、計2,507点の応募のなかから審査委員会を経て、2023年2月7日に決定した船名の発表が行われました。
大分県のホームページリンク先:https://www.pref.oita.jp/
決定した船名は、1隻目「Baien」、2隻目「Banri」、3隻目「Tanso」。
3隻の船名は、江戸時代に実在した人物に由来しているそうです。三浦梅園、帆足万里、広瀬淡窓は、江戸時代にそれぞれ現在の国東市、日出町、日田市で西洋の天文学や医学、儒学など広く学問の研究や普及に取組んだ教育者として「豊後の三賢」と称されている。
ホーバークラフトの建造情報
出典:Twitter | @GriffonGHL
運用されるホーバークラフトは、イギリスのGriffon Hoverworkで2022年1月に建造開始され、3隻すべてのホーバークラフトが納入されるのは2024年1月の予定。
大分県のホームページでも月1回の頻度で建造の進捗状況が掲載されていますが、タイミング的に1カ月以上遅れているようなので掲載にはタイムラグがあるようです。
出典:大分県
大分県のホームページに掲載されているホーバークラフトの建造情報によると、2022年12月時点で1隻目は乗客スペースの屋根、側面部、配線等が進められているとのこと。
画像を見る限り、まだまだ完成には程遠い感じですが、着実に建造は進んでいるようです。
不定期ですが建造しているGriffon HoverworkのSNSにも建造情報がアップされていました。
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