国内初の浮体式洋上風力 「五島洋上ウィンドファーム」商用運転開始

国内初の浮体式洋上風力 「五島洋上ウィンドファーム」商用運転開始 国内ニュース
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国内初の浮体式洋上風力 「五島洋上ウィンドファーム」商用運転開始

2026年1月5日、戸田建設は参画している五島フローティングウィンドファーム合同会社による浮体式洋上風力発電所「五島洋上ウィンドファーム」の商用運転開始を発表しました。

「五島洋上ウィンドファーム」は、浮体式でハイブリッドスパー型の浮体を採用。浮体上部は鋼製、浮体下部はコンクリートというハイブリッド構造。戸田建設が設計から施工までおこない、世界で初めて実用化した技術だという。再エネ海域利用法に基づき、経済産業大臣及び国土交通大臣から公募占用計画の認定を受けた国内第1号の案件であるとともに、複数機設置する商用浮体式洋上風力発電所としても国内初。日立製作所製の出力2.1MW風力タービン8基が設置されており、総発電容量は16.8MW。

2023年5月に浮体構造部で不具合発見を公表

「五島洋上ウィンドファーム」では、2023年5月に製作中の浮体構造部で不具合が発見されたことを公表しており、その後、同年9月には運転開始時期をそれまでの2024年1月から2年延期となる2026年1月になることを明らかにしていました。

不具合発見が公表された2023年5月時点の進捗状況として、設置予定の浮体式洋上風車8基のうち3基は設置海域に設置済。残り5基のうち2基の浮体部分は長崎県五島市の福江港にある製作ヤードで製作中、浮体3基は未製作という状態。そして、2024年1月30日、海上に設置済みの風車3基(1~3号機)のうち、1基を陸揚げして品質保証のための検査等を実施した結果、長期にわたる健全性を確保することが難しいと判断し、残りの2基も陸揚げして再構築の実施を公表。

「五島洋上ウィンドファーム」の概要

「五島洋上ウィンドファーム」
出典:TODA CORPORATION
「五島洋上ウィンドファーム」の概要
  • 設置位置:長崎県五島市崎山漁港から東へ約7~11km、水深120~135m
  • 発電容量:16.8MW
  • 風力タービン:日立製作所 2.1MW×8基
  • 風車基礎:浮体式、ハイブリッドスパー型(上部=鋼製、下部=コンクリート製、直径7.8m)
  • 風車形状:ダウンウィンド型、ローター直径 80m、全高 176.5m(水面上100.5m、喫水76m)、ハブ高さ 60.5m
  • 運転開始2024年1月 → 2026年1月(当初予定から2年遅れ)
五島フローティングウィンドファーム合同会社の構成企業
  • 戸田建設株式会社
  • ENEOSリニューアブル・エナジー株式会社
  • 大阪ガス株式会社
  • 株式会社INPEX
  • 関西電力株式会社
  • 中部電力株式会社
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