ブラジルの港で突然現れた牛が港湾作業員に体当たり
信じられない事故がブラジルの港で発生。
事故が起きたのは、ブラジルのパラー州北東部に位置するヴィーラ・ド・コンデ港の桟橋。突然現れた牛が港湾作業員とみられる人に向かって突進し、そのまま体当たりして走り去る。そして、牛にぶつかった人はその場で倒れてしまい、仲間の作業員が駆け付けますが全く動かないという状態に。
一連の事故の様子はYouTubeにアップロードされており、概要欄に書かれている説明によると、突如として港に現れた牛は、船で輸送するための手続き中に逃走してしまった牛だという。不運な事故に見舞われ、その場で動かなくなってしまった人の安否が気になるところですが、残念ながら不明。ブラジルのニュース記事を探しましたが、当該事故について報じられているものを見つけることは出来ませんでした。無事だといいんですが・・。
恐らく事故は livestock carrier と呼ばれる家畜運搬船に積み込むための手続きをおこなっていた最中に牛が逃げ出したと考えられる。家畜運搬船とは、主に羊や牛を生きたまま運搬するための船。AIS情報を確認すると「BLUE OCEAN A」という家畜運搬船が事故現場の桟橋に停泊中でした。どういった経緯で牛が逃げ出したのか分かりませんが、まさか事故にあった当人も港で牛に体当たりされるなんて思いもしなかったことでしょう。
船名 | BLUE OCEAN A |
総トン数 | 7,878トン |
載貨重量トン | 4,780トン |
長さ | 117m |
幅 | 18m |
建造年 | 1992年 |
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