Van Oordの次世代ケーブル敷設船「Calypso」が建造されているルーマニアの造船所で進水。Van Oordのケーブル敷設船として「Nexus」に続き2隻目となる。2023年に完成予定。
次世代ハイブリッドケーブル敷設船「Calypso」
Van Oordの次世代ハイブリッドケーブル敷設船「Calypso」が建造されているルーマニアのTulcea造船所で進水。2021年11月に同造船所で起工式(キール敷設)が行われ建造が開始。2023年に完成する予定。
「Calypso」は長さ130m、幅28m、ケーブル運搬能力は8,000トン。Van Oordの掲載記事によると主にアレイケーブル設置作業に配備されるらしい。
運航中や停泊中の二酸化炭素排出量を削減するために最新の持続可能な技術で設計されている。バイオ燃料の使用に加え、e-fuel(合成燃料)が将来的に使用されることを予測し対応できる柔軟性を持ったエンジンを搭載。そして、大型バッテリーパック、陸上供給接続、最先端のエネルギー管理システムを備えCO2、NOx、SOxの排出量を削減し、よりエネルギー効率の高い船舶になるという。
e-fuel(合成燃料)とは、水素と二酸化炭素を原料として製造される燃料。 ”人工的な原油” とも言われ、商用化への期待が高まっている。
船名の由来は海の女神
「Calypso」という船名の由来はギリシャ神話に出てくる巨人アトラースの娘、海の女神の名前に由来しているそうです。
伝説的なオーギュギアー島の洞窟に住み、島に漂着したイタケーの王オデュッセウスを愛したとされる。
ケーブル敷設船「Calypso」のイメージ動画
日本国内ではまだ海岸線から近い場所でしか洋上風車の建設を行っていないので需要は無いかもしれませんが、沖合での建設が始まり、大型の洋上風車建設によって風車間の距離が大きくなるとこういった設置船の需要は高まるでしょうね。
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