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Goldwindがローター直径252mの巨大タービンナセルを公開

Goldwindがローター直径252mの巨大タービンナセルを公開 洋上風力発電

 中国の風力タービンメーカーGoldwindは、福建省の「福建三峡海上風力発電国際産業パーク」で発電容量13.6MWとなる巨大風力タービンのナセルを公開。公開されたナセルを搭載する風車は、ローター直径252m、受風面積約5万m2で世界最大。

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GWH 252-13.6MWのナセルを公開

 2022年10月13日、中国の福建省にある「福建三峡海上風力発電国際産業パーク」で中国の風力タービンメーカーGoldwind(新疆金風科技)は独自開発するGWH 252-13.6MWのナセルを公開。

 先日公開された世界最長123mの洋上風車用ブレードはこれで使用されるんでしょうか。

ローター直径252mは世界最大

 VestasとSiemens Gamesaが開発を進めている最大の洋上風車タービンは「V236-15.0MW」、「SG 14-236 DD」で共にローター直径は236m。受風面積は「SG 14-236 DD」で43,500m2

 それに対してGoldwindの「GWH 252-13.6MW」はローター直径252m、受風面積50,000m2

日本への販路拡大もそう遠くはないかも

 中国の風力タービンメーカーは国内市場が活況なこともあり、そこに焦点をあてている感じですが日本への販路拡大という可能性は高そう。秋田の洋上風力ではヨーロッパから風車機材を輸送していましたが、地理的に中国から輸送したほうが効率的になってしまう。品質や性能面で中国製風車が条件を満たしているのであれば受け入れせざるを得ないのかも。残念ですが。日本国内に風車タービン関係の製造工場があればいいんでしょうけど。

 Goldwindは2020年にベトナム初の洋上風力発電プロジェクトなどへ向けてGW155-3.3MWを57基納入している。

ナセル公開時の式典の様子など

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世界のサルベージ オペレーション

来島海峡で水深60mの海底に沈んだ全長約170mの「白虎」引き揚げをはじめ、日本国内でも多くのサルベージオペレーションがおこなわれています。
世界各地で実施されている困難なサルベージの数々を紹介。

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SEP起重機船 世界ランキング 2023

世界的な再生可能エネルギーへの転換に伴い、洋上風力発電の建設は勢いを増すばかり。
風力タービン設置の専用船ともいうべきSEP起重機船も数多く建造され、大型化する洋上風車に対応するべく既存船アップグレードがおこなわれている。
世界のSEP起重機船56隻のランキングに加えて新造船22隻の建造情報を一覧で紹介。

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