3,200トン吊りSEP船「Norse Energi」海上公試完了

3,200トン吊りSEP船「Norse Energi」海上公試完了 洋上風力発電
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3,200トン吊りSEP船「Norse Energi」海上公試完了

SEP起重機船「Norse Energi」
出典:DEME Group

中国の山東省 煙台市にあるCIMC Raffles Offshoreで建造しているDEMESEP起重機船Norse Energi」が海上公試(SEA TRIAL)を完了。

DPS(自動船位保持装置)を含む計画されていたすべての性能試験は厳しい条件下で実施され、設計および性能基準への適合を確認。引き渡しは、2026年初頭の予定。

CIMC Raffles OffshoreでDEME向けに建造するSEP起重機船として「Norse Energi」は2025年10月に引き渡しがおこなわれた「Norse Wind」に続いて2隻目。船体設計はNOV海洋事業の一部であるGustoMSCによるもので、NG-20000Xという型式。最大3,000トンのモノパイルと水深70mの海域でローター直径300mを超える20MW以上の風力タービン設置が可能。

船名建造番号クレーン能力着工起工進水引き渡し(予定)
Norse WindH5883,200トン2023年9月2024年2月2025年2月2025年10月
Norse EnergiH5893,200トン2024年1月2025年7月(2026年初頭)
DEMEのSEP起重機船2隻の建造進捗および予定

SEP起重機船「Norse Energi」海上公試完了

SEP起重機船「Norse Wind」の船体をDEMEグリーンに塗り変え

2025年10月の引き渡し時、「Norse Wind」の船体はHavframのコーポレートカラーでしたが、象徴的なDEMEグリーンに塗り直す作業をシンガポールのSeatriumでおこないました。

2026年初頭引き渡し予定のSEP起重機船「Norse Energi」も同様にDEMEグリーンへの塗り直しがおこなわれる予定。

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