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1,800トン吊りSEP船完成、15MW以上の洋上風車設置

1,800トン吊りSEP船完成、15MW以上の洋上風車設置 起重機船、クレーン船
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1,800トン吊りSEP船「海峰1002」完成

2023年8月25日、中交第三航務工程局有限公司などが出資して設立した中交海峰風電発展股份有限公司(CCCC HAIFENG WIND POWER DEVELOPMENT CO.,LTD.)向けに上海振华重工(ZPMC)が建造していた1,800トン吊りSEP起重機船「海峰1002」(HAI FENG 1002)が完成。

「海峰1002」に搭載されているクレーンは1,800トン吊りのメインクレーンと380トン吊りの補助クレーン。船体寸法については、これまで情報がほとんど出ていませんでしたが、中国船級社(CCS)に登録されている情報によると、長さ133.8m、幅50m、深さ11m。

CCSのウェブページで閲覧可能な登録情報には、船の長さについて全長と垂線間長の2通り記載があり、133.8mというのは垂線間長。船の全長(船舶总长)として記載されている長さは178.31m。完成したSEP船「海峰1002」の画像を見るとジブレストしたブームが船体から飛び出ているのは一目瞭然。長さの差を計算すると船体から飛び出たブームの長さはおよそ45m。

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15MW以上の洋上風車設置

SEP船「海峰1002」に搭載されたレグ長さは130m、最大水深70mの海域でジャッキアップして作業することが可能。自船の甲板スペースに15MWの風力タービン資材2基分を積み込んで設置場所への運搬が出来る。

船名海峰1002
クレーン能力主:1,800トン
補:380トン
長さ133.8m
50m
深さ11m
レグ長さ130m
最大作業水深70m
DPSDP-2
建造年2023年
建造中の1,800トン吊りSEP起重機船「海峰1002」
出典:China Classification Society
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