大金重工がドイツのWindanker向けモノパイル製造開始
中国のDajin Offshore Heavy Industry(大金重工)でドイツ沖のWindanker offshore wind farm向けモノパイルの製造を開始しました。
Windanker offshore wind farmは、ドイツ沖のバルト海に建設が計画されており、出力15MWの風力タービン21基で構成され、総発電容量は315MW。大金重工では、そのうち10基のモノパイル製造をおこなう予定。
事業者であるIberdrolaの掲載情報によると、稼働開始予定は2026年第4四半期。モノパイル基礎の設置は2025年7月からスタートする予定で、モノパイル基礎とアレイ間ケーブルの輸送・設置作業はVan Oordが担当し、モノパイル設置作業には特殊杭打ち船「Svanen」、アレイ間ケーブル設置にはケーブル敷設船「Nexus」、トレンチャー「Dig-It」が配備される予定。
特殊杭打ち船「Svanen」は大規模アップグレードが実施され、2024年5月にオランダのスヒーダムでMammoetのリングクレーン「PTC210-DS」による拡張ガントリー設置がおこなわれていますが、それ以降、完了したという公式アナウンスは無い状態。AISで位置情報を確認すると、ロッテルダムにいるようなので、まだアップグレードは完了していないのかもしれません。
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