スペインの浮体式洋上風力発電実証プロジェクトにJパワー参画
2025年6月25日、電源開発株式会社(Jパワー)はスペインにおける浮体式洋上風力発電実証プロジェクト「WHEEL」に参画したことを発表しました。
「WHEEL」(Wind Hybrid Esteyco Evolution for low-carbon solutions)と呼ばれる浮体式洋上風力発電実証プロジェクトは、スペインのマドリードに本社を置くEsteycoが主導しており、グラン・カナリア島から沖合へ3km東に2BEnergy製の出力6.17MW風力タービン1基を設置する計画。
浮体式洋上風力発電実証プロジェクト「WHEEL」で設置する浮体基礎は、バージ型とスパー型の利点を兼ね備えているという。
プロジェクト工程は、2025年6月に浮体基礎の製造開始、2026年第1四半期(1~3月)に設置開始、同年第2四半期(4~6月)に運転開始予定となっている。
Jパワーはプレスリリースで、国内外の浮体式洋上風力発電事業の開発に向け、本実証試験プロジェクトを通じ、浮体式洋上風力発電における基礎製造・組立・設置・運転等に関する知見を獲得していくと述べています。
- 2025年6月基礎製造開始
- 2026年
第1四半期設置開始(予定) - 第2四半期運転開始(予定)
ブレード枚数2枚、ダウンウィンド方式の風力タービン

「WHEEL」で浮体基礎に搭載するのは、2BEnergy製の出力6.17MW風力タービン。
2BEnergyのウェブサイトに掲載されている情報によると、風力タービンはブレード枚数2枚、ダウンウィンド方式。


出典:電源開発株式会社
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