スポンサーリンク
隆起する硫黄島
ある程度、島は地殻変動や火山活動で隆起、沈降していることを知っていましたが、硫黄島は日本の中にある活火山のうち一番変化が激しい火山の1つだそうです。
硫黄島の元山中央部は1911年の測量後、98年間で15メートル隆起。
島内の隆起速度は均一ではなく、現在までの隆起率は年間 15~20 cmと推定されている。
島の面積は1911年当時に約19.3 km2、2014年の国土地理院による調査では23.73 km2。父島を抜き小笠原諸島で最大の島になっている。
現れた沈没船
現れた沈没船は一体何なのか?
第2次世界大戦後、米軍が船から貨物を荷役する時に波浪の影響を少しでも緩和するため、防波堤の役割を果たす目的で船を沈めたそうです。
台風で破壊されたときに動いている可能性はありますが、当時船を沈めた位置は間違いなく海の中だった場所。
そう考えると硫黄島の隆起している量が想像しやすいですね。
沈没船の現れた位置
グーグルマップでも砂浜に現れている沈没船を確認することができます。
スポンサーリンク
宇宙、自然、歴史に関係する記事
密輸で押収した貨物船を人工リーフとして利用、アイルランド初の試み
2024年9月18日、アイルランド当局が10年前に摘発した密輸で使用されていた押収品の貨物船「Shingle」を人工リーフとして利用するため、キララ湾(Killala Bay)に沈める作業を実施。
2024.09.24
日本初の民間企業スペースワンによるカイロス初号機打ち上げへ
2024年3月13日、専用の射場から人工衛星搭載ロケットの打ち上げをおこなう日本初の民間企業スペースワン株式会社(SPACE ONE CO., LTD.)によるカイロス初号機打ち上げが予定されている。
2024.03.13
JAMSTECが建造している北極域研究船の船名「みらいⅡ」に決定
2024年2月22日、国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)は、現在建造している北極域研究船の船名を「みらいⅡ(ツー)」に決定したことを発表しました。
2024.02.252024.02.25
大阪湾の迷いクジラ、埋設処分に向けてクレーン船による陸揚げ
2024年2月22日午前10時頃、大阪湾に迷い込んだ後に死亡が確認されたクジラの死骸をクレーン船で陸揚げする作業がおこなわれました。今後は死骸の解剖の後、1年から2年のあいだ土に埋設、そのあと骨格を取り出して大阪市立自然史博物館に提供を検討
2024.02.232024.02.23
大阪湾に迷い込んだクジラ死亡確認、死因は餓死
2024年2月19日、大阪湾に迷い込んだクジラについて専門家が状態を調査した結果、死んでいることが確認されたという。クジラは体長約12m、重さ約20トンのマッコウクジラとみられている。
2024.02.20
中国で洋上船舶から商用ロケット「Gravity-1」打ち上げ成功
2024年1月11日、中国のOrienspace(東方空間)は山東省海陽市沖合に配置した重量物運搬船の甲板上から商用ロケット「Gravity-1」(引力-1号)を打ち上げました。
2024.01.162024.01.16
能登半島地震により生じた海岸隆起、港湾関係者には死活問題
2024年1月1日16時10分、石川県能登地方で発生したM7.6(暫定値)の地震により能登半島北西部で海岸隆起という現象が起きているという。
2024.01.10
DEMEがサウジアラビア北西部のNEOMで浚渫の契約締結
2023年12月11日、DEMEはサウジアラビア北西部のNEOM港において浚渫の契約を締結したことを発表。DEMEとSaudi Archirodonとのコンソーシアムで受注し、2023年12月中にプロジェクトは開始されるという。
2023.12.192023.12.19
中国で10,000トンの歴史的建造物を600m移設に成功
中国北部の寧夏回族自治区にある石嘴山市で歴史的建造物を移設する作業がおこなわれたという。移設されたのは、塞上江南博物館にある本館、2つの別館とそれに繋がる渡り通路、そして影壁と呼ばれる風水で言う気の流れを確保するための大きな衝立。
2023.12.112023.12.11
硫黄島で新島誕生、海上保安庁も火山活動継続中の注意喚起
硫黄島南にある翁浜沖で火山噴火が発生して噴出したマグマや土砂が堆積し、新しい島がつくられています。2021年8月から断続的に噴火が発生している硫黄島南部の翁浜沖約1km付近では南北450m、東西200mに拡大していることが確認されました。
2023.11.29
石巻沖で見つかったクジラの撤去作業、沖合へ曳航し重りで沈める
2023年11月16日午後、宮城県石巻沖で発見されたクジラの撤去作業がおこなわれ、船で底引き網の影響がない沖合まで曳航されて重りを付けた状態で沈められたという。
2023.11.172024.02.19
73年間で最も少ない降水量、水不足の影響で渋滞するパナマ運河
2023年10月31日、パナマ運河庁は1950年以来、最も降水量の少ない10月になったことを明らかにした。2023年10月の降水量は例年に比べて41%減少し、パナマ運河の閘門に水を供給するガトゥン湖は前例のないレベルまで降下しているという。
2023.11.15
TenneTがオランダ沖の洋上変電所近くに人工リーフブロック設置
2023年10月27日、TenneTはオランダの沖合50kmにある「Hollandse Kust west alpha」プラットフォームの近くにいくつかの人工リーフブロックを設置したことを発表。
2023.10.302023.10.30
タワー型観測プラットフォーム「同済・海一号」
2023年9月12日、山東省青島市の製作ヤードでタワー型観測プラットフォーム「同済・海一号」の基礎ジャケットが完成。基礎ジャケットの他に中央モジュール、観測タワーで構成され、設置時の全体高さは165m、タワー頂部の水面上高さは103mになる
2023.09.19
JAMSTECが建造している北極域研究船の船名募集中
JAMSTECは、研究船として日本で初めて砕氷機能を有し、世界レベルの観測機能を備えた国際的な研究プラットフォームとすることを想定した北極域研究船の建造を進めている。2026年11月の完成・引き渡しを目指して建造がおこなわれています。
2023.09.042024.02.24
イエメン沖のFSO「Safer」原油抜き取り任務完了
2023年8月29日、BoskalisはFSO「Safer」に積まれた原油を抜き取る作業が完了し、イエメンでの活動が終了したことを明らかにした。
2023.08.31
SEP船からロケット海上発射、デモンストレーション実施
The Spaceport Companyが開発を進める既存の陸上ロケット発射施設に代わる移動式海上発射プラットフォームで、2023年5月22日にSEP船から小型商用ロケットを打ち上げるデモンストレーションを実施し、テストに成功
2023.08.102023.08.10
国連主導によるイエメン沖のFSO「Safer」原油抜き取り開始
2023年7月25日 10時45分、イエメンの紅海沿岸から約9km沖合で停泊したままになっているFSO「Safer」に積まれた原油を抜き取る作業を開始。船内には約114万バレルの原油が残っており、抜き取り作業には2~3週間かかる見込み。
2023.07.272023.08.31
英国の東海岸沿いに人工営巣構造物3基設置完了
Red7Marine は、Ørsted が開発を進めている洋上風力発電所「Hornsea Three」において、開発同意命令の一部として要求されている生態学的補償措置として3基の人工営巣構造物設置が完了したと発表。
2023.07.212023.07.21
クレーン12台が横に並び白く細長いものを吊り上げる、その理由は
街中で多くのクレーンが並んだ状態で白くどこまでも続いていそうな長いものを吊り上げる様子。何かの催し物かイベントの一環として実施されている様な光景にも見えますが、施工上の理由からおこなっている作業。
2023.06.29
ABSが洋上スペースポートの設計と建造に関する国際要件を公開
ABS(アメリカ船級協会)は、2023年5月1日からアメリカのテキサス州ヒューストンで開催されているOffshore Technology Conference (OTC)で洋上スペースポートの設計と建造に関する初の国際要件を発表しました。
2023.05.032023.05.03
2025年に設置予定 1.5MWの海洋温度差発電プラットフォーム
2023年4月19日、英国に本拠を置くGlobal OTECは商用規模の海洋温度差発電(OTEC)をおこなうプラットフォームを構築する上で必要となる冷水ライザーの設置方法について、ABL Groupより承認証明書が発行されたことを発表。
2023.04.242023.04.24
南極大陸にニュージーランドの新観測基地を運搬するプロジェクト
1957年に開設した南極大陸にあるニュージーランドの観測基地「スコット基地」に代わる新観測基地を8つのモジュールに分割した状態で運搬するプロジェクト。海上運搬を行うのは「BigLift Baffin」。2027年1月に南極大陸へ運ぶ予定。
2023.03.172023.03.17
SEP船をロケットの移動式海上発射プラットフォームとして開発
The Spaceport Companyは、既存の陸上ロケット発射施設に代わる移動式海上発射プラットフォームの開発に取り組んでおり、メキシコ湾で改造したSEP船を使用した観測用ロケット発射のデモンストレーションを計画しています。
2023.03.082023.08.08
淡路島の沖に高さ20メートルの淡路瓦を使用した超高層型魚礁を設置
水産資源の増加を目的として淡路島の南にある沼島沖に高さ20mの超高層型魚礁2基を含む3基の魚礁が設置されました。設置作業を行ったのは400トン吊りクレーン船「第88栄伸号」。
2023.03.042023.10.28
Amazonが洋上風車間に設置する商業規模の海藻養殖場に資金提供
Amazonは洋上風力発電所に設置された風力タービンの間に配置する海藻養殖場に資金を提供していると発表。脱炭素社会に向けた取り組みとして海藻養殖を行うメリットは理解できるんですが、洋上風力発電所の海域内に設置する意味は不明。
2023.02.18
Allseasが太平洋の深海から4,500トンの多金属団塊を採取
Allseasが所有する「Hidden Gem」が太平洋のクラリオン・クリッパートン断裂帯と呼ばれる海域で水深4,000m以上の海底から推定4,500トンにも及ぶ大量の多金属団塊採取に成功。
2022.11.212023.12.19
北海の洋上風力発電所で行われるオイスターリーフ修復への取り組み
オランダの沖合に建設された「Luchterduinen Offshore Wind Farm」で失われたオイスターリーフを修復するため、oyster tableと呼ばれる牡蠣を接着したコンクリート製のブロックを設置する試みが行われている。
2022.11.052024.02.09
風速40m/s、波高15m以上のハリケーン内部の恐ろしい映像
無人海洋ドローン(USVs)と呼ばれるハリケーンに関する科学データを計測するため開発された無人機によって撮影されたハリケーンが通過する嵐の中の映像。風速は40m/s以上、波高15m以上という想像を絶する過酷な状況。
2022.09.26
有人潜水艇により小笠原海溝の最深部到達、日本記録更新
2022年8月13日、日本人が乗る有人潜水艇が小笠原海溝の最深部、水深9,801メートルに到達。60年ぶりに日本人としての最深記録を更新。
2022.08.31
ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡に隕石が衝突していた
NASAが2021年12月に打ち上げたジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡。2022年7月には撮影した深宇宙の天体写真が公開されたばかりですが、2022年5月下旬に微小隕石が衝突していたそうです。
2022.07.21
中国の沈没船「長江口二号」引揚げ台船が完成、引揚想定重量1万トン
2022年5月に中国の招商局重工(CMHI)で進水された沈没船「長江口二号」引き揚げ台船「奋力」(Fen Li)が完成し、上海サルベージへの引き渡しが行われた。
2022.07.172023.10.04
デンマークの洋上風力発電所で3Dプリンターによるサンゴ礁を試験的に設置
ØrstedとWWFデンマーク(World Wildlife Fund、世界自然保護基金)がデンマークにあるアンホルト洋上風力発電所に3Dプリンターで作製したサンゴ礁を試験的に設置。
2022.06.282023.10.28
SpaceXとABSがドローンシップ遠隔操作機能の共同開発プロジェクトにサイン
ABS(American Bureau of Shipping、アメリカ船級協会)は、海上でのブースターロケット回収に使用する自律型ロケット回収用ドローンシップの遠隔操作機能を評価するため、SpaceXとの共同開発プロジェクトにサインしました。
2022.06.192024.01.15
知ると怖い進水式の伝統 ヴァイキング時代に生贄を捧げた名残
海という大いなる自然の中で活躍する船。色んな場面で”験(げん)を担ぐ”風習が世界的に伝統として残っています。過去をさかのぼりその伝統の由来をみると、現代のそれとは少し違ったものだったようです。
2022.06.08
中国で沈没船「長江口二号」引き揚げ台船が進水
2022年5月26日、中国の招商局重工(CMHI)で建造されていた少し変わった台船が進水。台船中央部に長方形の開口。少し変わった台船なので使用目的を調べると壮大なプロジェクトの重大な役割を担った台船ということが判明。
2022.05.282023.10.04
隆起した硫黄島から沈没船が現れる
現れた沈没船は一体何なのか?ある程度、島は地殻変動や火山活動で隆起、沈降していることを知っていましたが、硫黄島は日本の中にある活火山のうち一番変化が激しい火山の1つだそうです。
2021.10.212023.11.30
世界最大の宇宙望遠鏡がギアナ宇宙センターに到着
アメリカ航空宇宙局(NASA)が中心となって開発を行っている世界最大の赤外線観測用宇宙望遠鏡「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」が打ち上げが行われる予定のギアナ宇宙センターに到着。陸路以外の運搬は航空機ではなく船が使用されています。
2021.10.192024.02.05
よく読まれている記事